◇バーニング・オーシャン(Deepwater Horizon)
原題の『Deepwater Horizon』は、映画に登場する。メキシコ湾の沖に浮かぶ石油掘削施設の名称で、それがそのまま題名になってるんだけど、もちろん、その方が説得力はあるし、事故をおこした施設なんだから、中身が一瞬にして把握できる。でもまあ、邦題で『ディープウォーター・ホライズン』っていわれてもぴんぷんかんぷんだしね。苦しいところだな。
でも、そんな日本人が観る場合、たしかに日本企業も全体で10パーセント程度の投資をしているわけで、それが大事故をひきおこしたんだから、ただではすまないわけで、当然、この映画もしっかりと観て、把握しておくのも大事かもしれない。
ただ、一般の日本人にはなじみの薄い海の上の話だし、多くの日本人はよくわかっていないまま、映画を観ることになるんじゃないか?つまり、この海洋施設のどの部分がどうなるとどうまずいのか、どういうことをすればどうなってしまうのか、そのあたりがけっこうちんぷんかんぷんで、これがよくわからない分、事故の恐ろしさが半減しちゃう。これは、困りものだ。
けど、もしかしたら、原語で聞けば、もっとよくわかるのかもしれない。いや、たぶん、わかっただろう。となると、うん?これって翻訳がよくないのか?そんなことをおもいながら、マイケル・ウォールバーグが必死になって炎と戦うあたりに眼を凝らしてた。
たしかに、特撮は凄かった。凄かった分、登場人物たちが施設にいるのか外洋船にいるのか、そのあたりもわかりにくかったかな?
ところで、マイケル・ウォールバーグの奥さんを演じたケイト・ハドソンだけど、施設の管理責任者カート・ラッセルと関係が深いらしい。というのも、現実の話として、ケイト・ハドソンの母親がカート・ラッセルの内縁の妻らしい。てことは、ケイト・ハドソンは、カート・ラッセルの義理の娘ってことになるんだよね?
へ~。世間は狭いんだなあ。
でもまあそれはおいといて。
事故が起こるまでに半分の尺をとってるのは長過ぎだぜ。だれる。これは、構成のミスとしかおもえないよね。いくら、後半でディープウォーター・ホライズンが悲鳴を上げて崩壊していくところの特撮が凄いといっても、よ。