2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧
◎しあわせの百貨店へようこそ(Ladies in Black) ブルース・ベレスフォードは『ドライビング Miss デイジー』でも人権を語ったように、ここでも幸福の権利を点描している。セラヴィ、それも人生。というのは、映画の中でジュリア・オーモンドが、アンガーリ…
◎パリの調香師 しあわせの香りを探して(Les Parfums) ディオールとエルメスが協力した調香師の物語とか、もはやそれだけで観るだろって話だけど、いやかなり淡々とした盛り上がりもほぼなく予定調和ながらもなんとなく観ちゃう不思議な映画としかいいよう…
◇愛と闇の物語(A Tale of Love and Darkness) ジャーナリストのアモス・オズの伝記を映画化したもので、このナタリー・ポートマン演じる母親は、ロヴノという町で生まれて育ったという。ロヴノというのは、戦前はポーランド領、今はウクライナ領の都市で、…
◎あの日のように抱きしめて(Phoenix) そうか~『東ベルリンから来た女』の組の次の作品か~。 ナチスの強制収容所から生還したニーナ・ホスが夫ロナルト・ツェアフェルトの真実を見極める物語なんだけど、物語について考えれば考えるほど迷路に入っていく…
◎ウインド・リバー(Wind River) ジャレミー・レナーがエリザベス・オルセンの熱意にほだされていくあたりですでに物語の全貌は見えてきちゃうんだけど、それでも印象深い物語になってるのはやっぱり「ウインド・リバー」というのがインディアンの居留地の…
◇ハプニング(The Happening) ナイト・シャラマンは閉鎖された空間の演出はとっても上手な監督だとおもうんだけど、地球上の植物がなんらかの憎悪というか啓示をもって人類に攻撃を仕掛けてくるっていう発想はわからないでもない。ていうより、たまにある。…
◎クーリエ 最高機密の運び屋(The Courier) ひさしぶりに厚みのある映画を観た気がする。 ところで、前にも映画でドアのないエレベーターが常に動いていてそれにすっと乗ってすっと降りる画面があったが当時の共産圏はそうだったんだろうか。もしかしたら、…
☆スケバン刑事 追悼、手塚治。 そうか、もう、36年も経っちゃったか。涙が出るね。 当時、東映の企画制作室で「スケバン刑事を映画化したい」といきなり声をあげた若手のプロデューサーがいた。 横山やすし・渡辺裕之・白戸真理・武田久美子・朝比奈順子・陣…
☆チョコレートドーナツ(Any Day Now) なるほど1970年代の実話が元なのか。そうおもえば、ちょっと時代が前な感じはある。でも、ゲイのカップルが母親にうとまれたダウン症の少年の世話を焼き、やがて養子にしたいほどに可愛がりながらも、世の中の偏見によ…
◎ミュンヘン 戦火燃ゆる前に(Munich : The Edge of War) 緊張感ありあり。ぴりぴりする。 女性の事務官を演じたアンジリ・モヒンドラがいい感じだね。どちらかといえば優柔不断で、つねに焦って緊張しつづけるジョージ・マッケイをそれとなく好きで応援し…
△ローマの奇跡(Per non dimenticarti/Forget You Not) どうせだったら、戦後まもないローマの助産院ではなくて戦時中の助産院の方が緊迫感が出てよかったんじゃないかっていうくらい単調な展開だった。結局、助産院に入院した出産間近の妊婦たちの点描で…
☆アンコール(Song for Marion) 合唱団「年金ズ」てのがいかにも現代的で、こういうストレートな題名のとおりの物語だった。癌で逝った最愛の妻の通っていた合唱団に参加することで、残された頑固者の人生を変えていくっていうのは簡単ながらも上手い脚本だ…
◎レオン(Léon) つまり『グロリア』と『タクシー・ドライバー』を足して割れば、この作品になるんかな? リュック・ベッソンが上の2作品を観てるかどうかは知らないし、そんなことはどうでもいいことなんだろう。ただ、個人的には上記2作品の方が刺激的かつ…
◎マネーモンスター(Money Monster) どこの世界も裏に悪い奴がいて、そいつのせいで自分は善良だと信じている庶民をどん底に叩き落として、その分儲けるってのはまあよくある話だ。それが、この映画では株の世界ってことになってる。 財テクバラエティって…
☆LION ライオン 25年目のただいま 石運びをして息子ふたりを育ててる母親とはぐれてしまった弟が、年間8万人も行方不明になるインド人の少年のひとりになって浮浪児になるんだけど、オーストリア人の里親ニコール・キッドマンとデビッド・ウェナムに拾われ、…