2023-01-01から1年間の記事一覧
◎オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体(Operation Mincemeat) コリン・ファースの妻子が米国に疎開するまでが長い。チャーチルの登場からでいいんじゃないか?っていう意見は、この物語が戦争スリラーなのかそれとも戦争ロマンスなのかってとこ…
◎インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(Indiana Jones and the Dial of Destiny) カレン・アレンは最後に出てくるんだろうなあっておもってたら、そのとおりだった。うれしい。 なるほど、タイム・スリップしてアルキメデスを登場させるのか、それで運命…
◇大いなる陰謀(Lions for Lambs) なるほど、原題の意味は第一次世界大戦の逸話なのか。ソンム川の攻防で、ドイツの将校がイギリス軍に対して「無能な指揮官つまり羊に率いられる勇敢な兵士つまりライオン」と評したことなんだそうで、なるほど、トム・クル…
☆ヘルプ 心がつなぐストーリー(The Help) 観てるうちに『ミシシッピー・バーニング』をおもいだしたけど、1960年当時の黒人差別問題を新卒の女性新聞記者の視点から描くっていうのもありかなっておもった。 ただ、これはエマ・ストーンの物語っていうより…
◎美女と野獣(La Belle et la Bête) レア・セドゥがどうしても清純な美女に見えない。見栄えだけからいえば、エマ・ワトソンの方がしっくりする。レア・セドゥは、どうしても高慢そうで、鼻っ柱がつよすぎる印象があって、可愛げがうすらぐ。その分、妙な色…
☆心と体と(Testről és lélekről) イルディコー・エニェディっていう監督にはまるでなじみがない。でも、えらくちからのある映像だった。 だけど、屠殺と肉処理と血の場面をえんえんと撮ることはないだろうに、ともおもった。牛が屠殺されるんだけど、どう…
◎フェイブルマンズ(The Fabelmans) なんてまあ、ポール・ダノは、亡き手塚治に似てるんだろう。なんだか手塚にまた会えたようで、見てるだけでなんともいえない気分になってきた。お別れ会があったのは何か月前だったか。そんなことをおもうと、なんとも個…
◎私の知らないわたしの素顔(Celle que vous croyez) まあ僕はジュリエット・ビノシュのファンだからどうしても贔屓目になる。 で、この、あかん世界のあかん映画だが、おもしろい。見事。 でもそういいきれるのは前半までで、ようするに五十路になったビノ…
☆レクイエム(Five Minutes of Heaven) 原題があんまりよくないから別な邦題をつけたくなる気持ちはわかるんだけど、つまらない題名だな。 さらには、リーアム・ニーソン、ほとんど出てこんじゃないか?とおもったら出てきた。いやあ、リーアム・ニーソンも…
◇オットーという男(A Man Called Otto) 丁寧な脚本だけど単調。盛り上がりに欠ける。孤独に堪えかねて自殺しようとしている男トム・ハンクスが近くに越してきた子持ちの女性マリアナ・トレビーニョに感化されてもう一度生きようとする物語はよくある。けど…
◎最後の決闘裁判(The Last Duel) 1386年のフランス王国のパリでほんとうにあった決闘裁判ってのがすごいんだけど、でも複雑。物語を理解するまでは戸惑う。 なるほど、まさしく羅生門だ。 しかしこれはなんか脚本がおかしい。アダム・ドライバーの証言のく…
◎ヒトラーに屈しなかった国王(原題:Kongens nei、英題:The King’s Choice) 1940年4月11日、デンマークの戦い始まる。これにつづいてオスロにも危機が迫る。そうした中、ノルウェー国王ホーコン7世が上陸占領をしかけてきたナチスにどうやって立ち向かっ…
◇ある女優の不在(Se rokh) ジャファル・パナヒっぽい作品で、それはそれでいいんだけど、ベーナズ・ジャファリが高畑淳子に見えて仕方がない。 しょっぱなの告白首吊り動画のあたりはとってもおもしろい。けど、邦題が良くないなあ。女優の不在というのは…
◇消えた声が、その名を呼ぶ(The Cut) 前半30分、退屈。 喉を刺した男と一緒に逃げて脱走兵の集団と放浪するくだりは要らん。キッドを見て子をおもいだして涙するまでは半分でいい。節目節目で奥さんの唄とその幻と双子の娘の幻に励まされたり驚かされたり…
◇モンタナの目撃者(Those Who Wish Me Dead) 定番っていうか、ハリウッドの定石っていったらいいのか、とにかく、セオリーどおりの物語の作り方で、殺人を目撃してしまった少年をその母親代わりになるような女性が守り抜いて戦うっていう話の規模が、モン…
◇イコライザー2(The Equalizer 2) ブリュッセルの本題に入るまでが、長過ぎる。 伏線に散らばらせて張り巡らせる分、めんどくさい。にもかかわらずかつての相棒が局をうらぎって裏家業に専念していたのがばれかけたせいで次々に証人を手にかけ、あろうこと…
◎チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁(difret)2014年 紫の制服が美しい。といってる場合じゃないくらい、エチオピアの風習はじつに腹立たしい。略奪婚とか、いまだに許されてる世界があるんだあっていう驚きもそうだし、世界の広さをまざまざと感じちゃっ…
◇秘密への招待状(After the Wedding) デンマーク映画のリメイクなのか。 元の作品とは男女を入れ替えてるらしいんだけど、そりゃそうだわね、監督のバート・フレインドリッチはジュリアン・ムーアのなんだから。でも、なるほど、だからあんまりおもしろく…
◎ザリガニの鳴くところ(Where the Crawdads Sing) 結局、ザリガニってのは、なにかの象徴だったんだろうか。母親が「ザリガニの鳴くところへ逃げろ」といったんなら湿地じゃないはずなんだけど、これってほんとは小屋のあるところが湿地に点在している沼で…
☆MINAMATA-ミナマタ-(Minamata) 1975年に出版された写真集『MINAMATA』のもとになったライフ誌に掲載された写真が撮影された経緯なんだけど、なるほど、ジョニー・デップの演じたウィリアム・ユージン・スミスの人間性の復活劇なのね。また、それをあとお…
◇ガール・イン・ザ・ミラー(Look Away) インディア・アイズリーの綺麗なこと。さすが、オリビア・ハッセーの娘だわ。 ていうだけじゃなく、演技も上手だし、このメークは凄いな。性格っていうか性質っていうか、とにかく鏡の中に映っているもうひとりの自…
◇ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男(Free State of Jones) 南北戦争の時代、ミシシッピ州ジョーンズ郡に「ジョーンズ自由州」をつくった男の物語なんだけど、ふ~ん、こんなことがあったのねっていう感想がまず来る。それほど、日本人のぼくにとっ…
◎ジェイン・オースティン 秘められた恋(Becoming Jane) 邦題の品の無さには閉口するけど、なんだか『シェルブールの雨傘』のラストをおもいだした。ジェインっていう名前がBecomingするわけで、いや、こういうのをはずして題名にするなよ。つか、これが元…
◇テーラー 人生の仕立て屋(Tallor) 地味ながら、ちょっと現実離れしつつも、現実の余韻をただよわせる作品を、監督のソニア・リザ・ケンターマンはめざしたんだろうけど、老舗の仕立て屋として生きてきた父親が倒れたことで店を継いでひとりだちしなくちゃ…
◎ミス・シェパードをお手本に(The Lady in the Van) 優しさはあらゆる徳の中で最も自分本位なものだ。ハズリッドの引用。 原作者アラン・ベネットの体験談だって話だけど、なるほど、でも、ラストが淋しいな。 夢の中でもいいから修道院のピアノをマギー・…
◇カオス・ウォーキング(Chaos Walking) やけに哲学的な邦題だなとおもってたら、なんのこたない、原題そのままかよと。 ただ、どこも歩いてなくない?走ってはいたけど、馬にも乗ってたし。 2257年の惑星入植者の物語なんだけど、男しかいない集落ってのが…
◎アムー 負けない心(Ammu) 家庭内暴力はどこの国もおなじで、暴力に走る沸点が低いのはわかるとしても、発火点がよくわからないといわれる。でも、おそらくは、言われても解決させられないことを突きつけられたり、気にしていることや図星をさされたりした…
◎7月22日(22 July) ぼくには「22 July」はバンコクにあるジュライホテルのあるロータリなんだけど、これは2011年にノルウェーで起きた77人殺しのテロ事件の顛末と裁判だ。ウトヤ島の合宿地が襲撃されたことで被害がとてつもなく広がったんだけど、でも、こ…
◇ロング・トレイル!(A Walk in the Woods) さすがにロバート・レッドフォード、老けたな。 ニック・ノルティもそうだけど、まだこっちは太ってる分、老け方が小さい気がする。エマ・トンプソンはあいかわらず物分かりのいい柔和な主婦を演じてるけど、老…
◎キーパー ある兵士の奇跡(The Keeper) ドイツ兵の捕虜だったバート・トラウトマンがマンチェスター・シティのゴール・キーパーになっていく物語なんだけど、サッカーの知識が皆無でもふつうに観られる。事実にどこまで合わせてるのかってことはあんまり興…