2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
◎コリーニ事件(Der Fall Collini) 事件を担当した几帳面な新米弁護士エリヤス・エンバレクがむかし世話になった老人マンフレート・ツァパトカが、ワルサーで後頭部を射たれた被害者だったというのが味噌だね。 殺される理由がなく、殺したコリーニことフラ…
◇ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(Godzilla : King of the Monsters) フォーチュンクッキーじゃなくて、おみくじっていってくれよ、ケン・ワタナベ。 というより、ヴェラ・ファーミガ、綺麗なのになんかキワモノ女優みたいになってて、カイル・チャンド…
◇定められし運命(Malgré-elles) レーベンスボルン(生命の泉 )をあつかうのはかなり珍しく、これはこれなりに興味深い。 モロッコ人のマーシャ・メリルがアルザス人っていうのはちょっと無理があるような気がしないではないけど、まあ、ルイーズ・エレー…
◇Mr.ノーバディ(Nobody) いるかいないかわからないやつ、つまり、ノーバディっていう主人公の映画なら、たいがい、もともと銃撃戦に卓越した凄腕の調査官かスパイしかないわけで、そうなれば当然、あるささいなことがきっかけで、数十年間もつまらない男で…
◇ジャズ大名 ま、これはどうしたところで大映の作品よね。この1986年当時、映画界はまだまだどん底にあって、まあちょっとだけ上向いたとはいえ、なにを作っていいのやら、混迷の極みみたいなところがあった。ことにこの作品の実際の制作にあたってた大映映…
◇ガザの美容室(Dégradé) 退屈だな。 離婚するために相談してる弁護士が独身でセクシーなもんだから還暦のお母さんヒアム・アッバスは美容室にいってガムテープで脹ら脛やら腋の下やらの脱毛に余念がない。ほかの客も似たようなもんなんだけど店主ヴィクト…
☆顔のないヒトラーたち(Im Labyrinth des Schweigens) ちょっと驚きだ。半熟卵は頭をかるく叩き割ってスプーンでほじくりだすけど、かなり熱のとおったゆで卵も頭の方をスプーンの側面で叩き切り、まず切り取った上部の白身に塩をかけてほじって食べて、そ…
☆スペシャルズ! 〜政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話〜(Hors normes) ケア施設スタッフのひとりは特捜部Qの相棒ファレス・ファレスのカメオ出演かとおもうんだけど違うのかな? ヴァンサン・カッセルの『正義の声』ともうひとつのレダ…
△ちょっと今から仕事やめてくる 調布銀座がロケ地ってことはわかった。 ていうよりもはやこの最初の現場で早くも福士蒼汰の正体が神仏か幽霊あたりだってことを匂わせようとするんだけどそれからあとが長いんだ。喜劇なのか感動させようってしてるのかわから…
△奥さまは魔女(Bewitched) これはあかん。つまらん。 むかしなつかしテレビの『奥さまは魔女』に囚われてるのは仕方ないけど、その場しのぎの軽いおとぼけでお茶を濁す感じで観ていてつらくなってくる。ニコール・キッドマンだけが売りの映画でしかないな…
◇シャトーブリアンからの手紙(La mer a l'aube) 意外性がないのはきつい。フランスに進駐していたドイツ軍のナント地区司令官が暗殺された報復にシャトーブリアン収容所の政治犯らが日に50人ずつ3日間で処刑されるのをさまざまな視点から淡々と点描すると…
◎007 ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time to Die) キャリー・ジョージ・フクナガ、演出力あるなあ。ただ、どうなんだろ。日本人の血を引いていることにかなり拘っているのかそれを自身を特徴づけるものとしているのかはよくわからないんだけど、能面はわか…
◇雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(Demolition) アメリカの郵便事情は知らないし地区によって違うかもしれないが、ジェイク・ギレンホールはチャンピオン社に出す苦情の手紙を郵便受けに入れて付属してる赤い標示版を上げた。なるほど、これで郵便配…
◇ザ・ヘラクレス(The Legend of Hercules) びっくりするほど『グラディエーター』で、レニー・ハーリンはこの映画をどんな気持ちで撮ったんだろう? そもそもケラン・ラッツじゃラッセル・クロウの対抗馬たりえないぞ。ぎりぎりなんとかギリシャ神話をもた…
◇リベンジ・マッチ(Grudge Match) 評判は悪いが、それなりに楽しめた。 まあこれはこれでハリウッドに貢献したボクサー俳優ロバート・デ・ニーロとシルベスター・スタローンのお疲れ様作品とおもって同窓会に出てる気分で観ればいいんじゃないかね。アラン…
◇ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(The Woman in the Window) 2時間ドラマかとおもったわ。 つか、こりゃだめだろ。ヒッチコックの『裏窓』そのままじゃん。道路をへだてた向かいの家にジュリアン・ムーアが入ってゆくのと、それを家の窓辺から見てるエイミ…
◇ラディウス(Radius) 隕石の直撃を受けたせいで自分の半径15メートル以内に近づいたものは死んでしまうっていう設定はなんだか大学の映画サークルにありそうな気がして、予算のある自主制作映画じゃないかよとおもったとき、妙に納得してしまったわ。ちが…
▽バブル また、パルクールかよ。 かっこつけた主題歌、音楽、動き、台詞、話し方、態度…。なにもかもが、古臭い人間にとっては劣等感と疎外感を強烈に感じてしまうのを棚にあげると、極めて極めて極めて不愉快なアニメとしか受け取れないんだよね。とくに最…
△アンリミテッド(Tracers) パルクールの宣伝映画にしか見えん。 しかしまあ、こういう新しい運動を使った映画ってのは、どんなものでも結局はひとりで戦いを挑んでる孤独な青年か女の子みたいな存在をもってきて、それが異常に才能があって、そのちからが…
◇ゲットバック(Stolen) 監督のサイモン・ウエストはおろか、主演のニコラス・ケイジまで忘れちゃうくらい印象が薄い。トラックにゴミが。ま、ゴミという5,4㎏の金塊が。っていう最後のお返しくらいしか覚えていない。メダリオンタクシーのカーチェイスはか…
◇ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場(Heartbreak Ridge) 撃ち殺したグレナダ兵の胸ポケットから葉巻を頂戴するのはたぶんリアルなんだろうが、う~ん、アメリカらしいなあ。クリント・イーストウッドひきいる海兵隊が凱旋してきたとき、マーシャ・メイスン…
◇ハリーの災難(The Trouble with Harry) インディ・ジョーンズの格好はここからか~。しかしつまらんな。手塚治虫はこの映画を気に入ってたみたいで、マンガのコマにも構図を引用して被害者の靴の裏に「The Trouble with Harry」とかって落書きをしてたよ…
◇情婦(Witness for the Prosecution) 弁護士チャールズ・ロートンがマレーネ・デートリッヒをしてまるで日本の特攻隊のようだというんだが、英国ではジャパニーズ・スーイサイド・パイレーツていうんだね。
◇グランプリ(Grand Prix) 三船敏郎のアテレコよくやってるとおもうけど、ちょっと違和感がないでもない。でも日本語の台詞は流暢だし、なによりかっこええわ。
△情痴アヴァンチュール(Une Aventure) 予告編がおもしろいだけで、主人公の恋人と夢遊病の女が似ててよくわからん。こんがらかるわ。
◇眠れぬ夜のために(Into The Night) 昔見たときよりテンポが悪い気がする。ジェフ・ゴールドブラムもミシェル・ファイファーも若いな。まあ、結局、ジョン・ランディスとその仲間たちが悪乗りしてみんなで出演しようぜってな作品になっちゃいましたって映…
◇しあわせの雨傘(Potiche) カトリーヌ・ドヌーヴといえば雨傘っていう発想はあまりにも貧困で、でもそれは映画の中でも雨傘工場の立て直しだから仕方ないんだけれども、まあ、それだけ「シェルブールの雨傘」がヒットしたってことなんだろうね。ま、それは…
◇胸騒ぎのシチリア(A Bigger Splash) ルカ・グァダニーノがティルダ・スウィントンを起用して映画を撮りたいっていう気持ちだけは伝わってくるんだけど、目頭と瞼の線と目尻を結んだだけのアイラインはいくらなんでもどうかとおもうぞ。それにしても、声帯…
◎THE PROMISE 君への誓い(The Promise) とってもわかりやすい。第1世界大戦のとき、オスマン帝国は150万人のアルメニア人を虐殺したってことを訴えてるわけだけれども、いや、デビッド・パットナムらしい内容で、どうしてもトルコという国は欧米から嫌われ…
☆ある天文学者の恋文(Correspondence) なんてまあ、男ってのは身勝手なんだろうね。いや、自己陶酔っていうか、とにかく、ジョゼッペ・トルナトーレって監督は、どうも映画は夢想なんだっておもってる感じがある。わかるんだけどさ。でも、天文学者がいて…