Everything you've ever Dreamed

ただの日記です。それ以上でもそれ以下でもありません。

業者を切って生成AIに切り替えたら全部うまくいった。

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先週末から体調を崩して休んでいる。営業部長なので完全休養できない。仕事は最低限に抑えている。メール対応と現在営業部で抱えている案件のチェックだけだ。具体的には企画書のチェック。企画書は某食堂コンペの一次審査に提出するものだ。〆切は来週。
ウチの会社は、僕が管理職になれることからわかるように、中小企業であり、営業部の人員もギリギリ。かけられる労力やコストには限界がある。それでも大手を含めた競合他社と戦って新規開発は進めなければならない。厳しい。このような状況を改善する目的でいくつかやり方を変えている。なかでも大きな変更はこれまでお付き合いしてきたデザイナーさんとの仕事のやり方だ。ざっくりいえば、断ったのだ。そしてその仕事を生成AIに任せたのだ。

その第一弾が今回の食堂コンペの企画書。だから体調が悪くても目を通さなければならなかった。企画書には「どのような食堂にするか」わかりやすく提示するために何点かイメージ図やパース図を掲載する必要がある。これまでは、いつもお願いしているデザイナー氏(いつも氏)にお願いしていたが、今回から生成AIを使うことにした。いつも氏との関係を解除したのだ。コストダウン目的ではない。いつも氏の仕事のやり方に問題があったからだ。氏は設定した〆切ギリギリに納品するのだ。進捗を確認すると「〆切まで待ってください」。何回かは〆切に遅れたこともある。ウチは中小企業のため、いくつかのデザイナーに並行してお願いする余力はない。コンペ形式にしてもウチのような会社に参加する業者がいるか怪しい。

なぜ、氏はギリギリ納品なのか。〆切前に余裕を持って納品したら、修正や注文を受けつけなくてはいけないからだ。ギリギリ納品なら「もう時間がない」「仕方ない」となる。しかし、そのために大きな修正は出来なかった。妥協していた。どうしようかなーと対応に困っていたところに生成AIがあらわれた。試行錯誤はあったが、企画書には納得のいくイメージ図が掲載されていた。生成AIを採用してよかった。本音をいえば、いつも氏とも試行錯誤をしたかったが仕方がない。ギリギリだからね。結果が出たので、今後はこの方針でいくつもりだ。

ただ、生成AIがデザイナーの代わりになるかといったら、まだそこまでは行っていないとも思った。そのため、より精密なイメージ図やパース図が必要なケースではデザイナーの力が必要になる。今回のコンペが二次審査以降がまさにそれである。これからはデザイナーさんに打ち合わせから参加してもらって、経験とセンスを活用してもらうことになる。今回仕事をお断りした、生成AIに仕事を奪われた形になったデザイナーいつも氏に、二次審査の資料作成には参加してもらう予定だ。いつも氏は目から炎が出るくらいやる気になっているらしい。良い仕事をしてくれると期待している。目の炎が、仕事を切った僕への復讐の炎でないと信じたい。ま、〆切りギリギリ作戦をつかわない実直なデザイナーであれば、生成AIに仕事を奪われることはないだろうね。まだ。

生成AIは、人間から仕事を奪うだけでない。これまで惰性で仕事をしていた人間に気合をいれて、やる気を起こさせ、人間の創造性を刺激するのも生成AIの役割だ。これからは、今回の第一次審査のようなイラストや図は生成AIで作成させて、労力とコストと時間を節約して、より重要な段階にそれらを集中的に使っていくことになるのではないか。

生成AIは凄いけど人間の力、創造性はまだまだ必要だよね。人間にしか出来ない仕事はまだまだあるよね、などと人間の明るい未来を確信した直後に、部下が作成した企画書の表紙に「2025年9月31日」という絶対に到来しない未来が、全角半角混在で記載されているのを見つけてしまい、人間を排除したほうが良いものができるかも…と思い直している。デデンデンデデン、デデンデンデデン(ターミネーターのあのテーマ音楽)。(所要時間22分)9月18日に本が出ました!よろしく。