子どもの頃、コーヒーといえば苦い飲み物という印象しかなく、自分から進んで飲むことはありませんでした。
就職活動のとき(ずいぶん前のことですが)、面接までの時間調整でカフェに入るようになり、コーヒーを注文する機会は増えましたが、就活の思い出とともに好きになれずにいました。
コーヒーの美味しさを知ったのは、世田谷にある 堀口珈琲 です。

スペシャルティコーヒーのパイオニアとも言われる有名店ですが、当時の私はそんなことも知らず、たまたまふらりと立ち寄ったお店でした。
そこで飲んだ一杯があまりにも美味しくて「コーヒーってこんな美味しいんだ」と驚いたことをはっきり覚えています。
それ以来ひっそりと通っています。

コーヒーに合うサンドイッチやケーキも楽しみのひとつです。
これまでにいただいたコーヒーや軽食の写真を「コーヒー編」「サンドイッチ編」「ケーキ編」に分けてまとめました。
今回はコーヒー編です。
コーヒーカップいろいろ
堀口珈琲では、コーヒーに合わせてさまざまなカップが使われています。
どれも個性的で、どんなカップで出てくるのか毎回わくわくします。
色や柄、形はさまざまなのに、どこか統一感があるように感じます。
インテリアや接客も「堀口珈琲らしさ」があり、とても居心地の良い空間です。
季節限定のアレンジドリンクもあるので、メニューが変わるたびに行きたくなります。
こだわりと親しみやすさ
専門店というと、知識がないと入りづらいイメージもありますが、堀口珈琲ではそんな心配はありません。
堀口珈琲には、ブレンドコーヒーだけでも9種類あります。
どれを選んだらよいか迷ってしまいますが、メニュー表には分かりやすい説明が書かれており、店員さんも丁寧に教えてくれます。
こだわりを大切にしながらも、誰にでも開かれている雰囲気が、何度も通いたくなる理由のひとつです。
公式オンラインストアに詳しい解説もあるので、気になる方はぜひご覧ください。
堀口俊英さんの本
この素敵なお店をつくったのはどんな方なのか知りたくなり、創業者・堀口俊英さんの本も読ませていただきました。ここでは、特に印象に残った3冊をご紹介します。
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『珈琲哲学と科学』
長年アパレル業界で活躍されたという堀口さん。その経歴を知ると、洗練された食器やインテリアにも自然と納得がいきます。
40歳で「珈琲工房HORIGUCHI」を立ち上げ、65歳で事業を次世代に引き継ぎ、さらに67歳から東京農業大学で研究の道へ。
70歳で博士課程を修了されたという経歴には驚きました。
本書では、コーヒーの味を生み出す科学的な要素と、哲学的な視点がまとめられています。
経験と知識が凝縮された一冊で、コーヒーの奥深さを改めて知りました。
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『新しい珈琲の基礎知識』
豆の品種、焙煎、評価方法など、コーヒーに関する事柄が幅広く網羅されています。
写真や図も多く読みやすいハンドブックです。
なかでも印象に残ったのが、「味覚開発トレーニングの方法」(P250)の章。
味覚は後天的に育つものであり、経験の積み重ねが重要だという考えのもと、風味の違いを理解するためのステップが紹介されています。
実際に同じことを実践するのは簡単ではありませんが、コーヒーに限らず、日々の食体験を積み重ねることの大切さや、何かを深く極める人はこうした過程を経ているのだということを知り、ものの見方が少し変わりました。
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『おいしい珈琲のある生活』
こちらは、これまでの2冊に比べると、より初心者向けの内容で一番お気に入りの本です。
おいしいコーヒーの淹れ方をはじめ、アレンジコーヒーの作り方、さらにはケーキやサンドイッチのレシピまで紹介されています。
アレンジコーヒーは実際に真似して作っています。
まだ挑戦できていませんが、チーズケーキのレシピも作ってみたいと思っています。
ずっと手元に置いておきたい一冊です。
店舗情報
日本国内には、世田谷店、狛江店、上原店、Otemachi One店、玉川高島屋S・C店があります。
喫茶が併設されているのは世田谷店と狛江店です。
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▼堀口珈琲 世田谷店

| 住所 |
東京都世田谷区船橋1-12-15 |
| 営業時間 |
11:00~19:00 |
| 定休日 |
第3水曜日 |
| 最寄駅 |
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩1分 |
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▼堀口珈琲 狛江店

| 住所 |
東京都狛江市和泉本町1-1-30 |
| 営業時間 |
10:00~19:00(喫茶は18:00まで) |
| 定休日 |
月曜日 |
| 最寄駅 |
小田急線「狛江」駅 徒歩3分 |
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堀口珈琲を使用しているカフェもたくさんあります。下記サイトで検索もできます。
www.kohikobo.co.jp
次回は「サンドイッチ編」です。