先般、市販のwideband ampを試してみました。(
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これはこれでよかったのですが、その後、なんとなく自分でも作れるかもと思い始めました。 ブログに書いていませんが、実は同時期に買った別の市販のものはダメダメで。 これを直そうかなと思っていたのですが、自作の方に興味が傾いてしまいました。
さてネットを調べていたところ、JA2GQP局が私の希望にピッタリの回路を試されているのを見つけましたので、今回はそれをそっくり真似させていただきました。この場を借りてOMにお礼申し上げます。 これはMMICとMOSFETの2段アンプで、50MHz帯までであれば数Wの出力が期待できるというものです。
基板もCADで起こして、いつものJLCPCBに発注。1週間ちょっとで到着。 日本に到着してから時間がかかっていました。
特性はこんな感じです。信じがたいことに50dB近いゲインがあります。(測定時に20dBのアッテネータを入れていますので、測定値は表示値+20dBです。)
ちなみに初段のMMIC GAL-5だけでは20dBほど。利得はカタログ値より結構多めでした。
さらに2段目のRQA0009だけでこれもびっくり27dBほど。 (これも測定時に20dBのアッテネータを入れていますので、測定値は表示値+20dBです。)
アンプ2段の構成で電源電圧を13Vとし、50MHz -10dBm入力で+34dBm(約2.5W)の出力が得られました。JA2GQP局の製作例では4Wの出力が得られたとのことで、それには至らなかったのですが、自分の実験目的には十分な出力です。
ちなみにFETのアイドリング電流は150mAほどに設定しています。 +34dBm出力時には回路全体で0.5Aほどの電流が流れています。
こんなあんばいですので、発熱には注意が要ります。基板上に小型ヒートシンクを後付けし、さらにリサイクルショップで買った、アルミ製のテレビ用ブースターアンプのケースに基板を密着させて放熱させています。 これでもケース全体がホカホカになってしまいます。
なお2段目のRQA0009だけも試してみましたが、13dBm入力で35dBm(約3W)の出力が得られました。 実際の実験では、RQA00091段のアンプの方が使い勝手がいいかもしれません。 RQA0009はAliexpressでかなり前に購入しましたが、安価で助かります。