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【SENTIX欧株セクターセンチメント】~自動車は大きく改善でワースト1位から脱出(但し株価の戻りは非常鈍い)。ワースト3は商業(含む貿易)、不動産、メディア。ベスト3は医薬、公益、銀行。
【SENTIX市場センチメント(短期的な強気/弱気)】~株の短期的な強気センチメントに過熱感が出ており、売りシグナル点灯継続。
【SENTIX市場センチメント(自信過剰度)】~日経平均と銀が+7で、引き続き楽観し過ぎの(下落を警戒すべき)水準。
【Bloomberg Real Yield】~グローバル金融市場のベンチマークは米10年金利であることを念頭に、米金利の動向を多角的に分析。以下◆は私なりのインプリケーション(単なる要約ではない):
◆FRBは市場予想通り年内3回目の利下げ(▲25bp)を実施。反対票は3人と多めながら、市場の一部で恐れられていたほどには増えなかった。
◆インフレと失業率の両方に上方リスクがある中、FEDのデュアルマンデート達成のために適切な政策金利の判断はますます難しくなっている。
◆短期資金市場安定のため(量的緩和ではない)の月400億ドルのTビル購入開始は市場に一定の安心感をもたらした。イールドカーブのスティープ化は正常化の範囲内。
◆1年前の利下げ開始から累計▲175bp政策金利が引き下げられたが、10年米国債利回りは4.18%とほとんど低下していない。
◆トランプ関税によるインフレ押上げ効果は+0.5%程度と推計されるが、来年からは剥落し始める。
◆ある程度雇用が軟化すれば追加利下げが正当化されるが、そのタイミングを計るのは非常に難しい。雇用のデータさえ出れば簡単に決められるというようなものではない。
◆市場はFOMCドットプロットよりもやや前倒しの利下げパスを織り込んでいるが、3%強のターミナル金利では一致。
◆来年5月からトランプの意をくむハセット氏がFRB議長となりそうだが、過度に利下げしてもかえって市場金利が上がるだけで、トランプの目的(利払い負担軽減)は果たせない。誰が議長になってもそんなに無茶はできないと見ておいて良さそう。
◆スプレッドが歴史的にタイトな中、今後の債券投資戦略については意見が分かれる。資適格社債・ハイブリッド債選好 VS モーゲージ債・地方債重視など。
◆金利の絶対水準がまだ相応に魅力的、かつクレジット面で一定のきな臭さがくすぶり続ける環境下では、ハイ・クオリティ物を選んで投資しておく方が無難。
◆米国債3/10/30年物の入札は波乱なく順調に消化。特段債券自警団からの警鐘なし。
◆AI投資拡大でハイパースケーラーがハイイールド市場で借り入れ増。景気後退や特段の信用懸念がなくても、供給増加によりスプレッドには拡大圧力がかかりやすい。
◆オラクルの5年CDSは120bp程度から150bpへと一段と拡大。但しこの程度の水準でデフォルトリスクを意識するというのは行き過ぎ。
◆2026年は社債発行が記録的水準(約1.8〜1.9兆ドル)に達する見通し。背景は借換需要(0.9兆ドル)、M&AとAI関連CAPEXの増加。ただし発行体の信用力は総じて高い。
◆クレジット投資需要も旺盛で、少なくとも今のところ危険な兆候は見えていない。投資適格債もジャンク債もスプレッドは低水準での推移継続。
◆JPMダイモンCEOの「一匹のゴキブリ」発言が物議を醸したが、プライベートクレジット市場全体は健全。その後特段危険な予兆は見られない。
◆来週は火曜の米11月雇用統計(∔小売売上)に注目。木曜のECBは金利据え置き、金曜の日銀は+0.25%利上げ見込み。
【FED利下げ織り込み】~FOMCでのドットに比べて、市場織り込みでは利下げがやや前倒しになっているが、ターミナル金利は3%強で整合的。


【ECB利下げ織り込み】~ECBは既に中立金利にほぼ到達(必要な利下げは完了)しており、(今週木曜の理事会を含め)当面据え置き継続見込み。
https://ecb-watch.eu/
【今週の主な予定】~16日の米雇用統計(11月)に注目。
【日独経済日記関連】
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