
発情周期のステージを推測するにあたり、利用する所見の例として、卵胞ウェーブ、黄体、子宮があります。
今回は黄体の特徴を見てみたいと思います。
発情周期の前半である黄体形成期の黄体は、超音波でみると、周りよりも少し黒みのある組織として映る、感じがします。
7月1日午後に発情で、7月2日朝には排卵していたという牛の卵巣と子宮の7月6日の所見です。
左の卵巣には20mm×15mmくらいの黄体、13×10mmくらいの主席卵胞、5~6mmくらいの中型卵胞1~2個、他小卵胞数個、右卵巣は小卵胞散在、子宮は内膜の浮腫もなく、という感じです。
黄体に目を向けると、卵巣の周りの実質(白み)よりも黄体組織がやや黒く映る感じに見えます。
発情周期を推測するにあたり、この黄体組織の変化も重要で、
最初は、黄体細胞が多いですが、黄体期の推移とともに支持組織が増加するため、高エコーで白みがついてくると言われています。
この牛の黄体の変化を、この後追って、また皆さまと共有したいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。