だいさく NOSAI獣医日記

強みをみつけ、チャレンジを与えられる獣医でありたい

形成期黄体は、超音波ではやや黒く映る

排卵5日目の黄体

発情周期のステージを推測するにあたり、利用する所見の例として、卵胞ウェーブ、黄体、子宮があります。

今回は黄体の特徴を見てみたいと思います。

発情周期の前半である黄体形成期の黄体は、超音波でみると、周りよりも少し黒みのある組織として映る、感じがします。

7月1日午後に発情で、7月2日朝には排卵していたという牛の卵巣と子宮の7月6日の所見です。

左の卵巣には20mm×15mmくらいの黄体、13×10mmくらいの主席卵胞、5~6mmくらいの中型卵胞1~2個、他小卵胞数個、右卵巣は小卵胞散在、子宮は内膜の浮腫もなく、という感じです。

黄体に目を向けると、卵巣の周りの実質(白み)よりも黄体組織がやや黒く映る感じに見えます。

発情周期を推測するにあたり、この黄体組織の変化も重要で、

最初は、黄体細胞が多いですが、黄体期の推移とともに支持組織が増加するため、高エコーで白みがついてくると言われています。

www.youtube.com

この牛の黄体の変化を、この後追って、また皆さまと共有したいと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。