もともとの征夷大将軍は遠征の総司令官 臨時の軍事職としての出発点 初期の任命と、その後の途絶 鎌倉で起きた転用は称号が政権の看板になる過程 政治権限が足されたというより、正当性の衣をまとう 将軍が頂点でも、実権の置き場は一様ではない 幕府という言葉が示す軍事と政治の混ざり方 陣中の本営から統治機構へ 官職はエンジンではなく、統治を公認する表示板 室町と江戸で政治色が濃くなる 室町は将軍の権威と、実力者の分立が同居する 江戸は将軍が統治の中心として完成する 終わり方もまた政治的だった 大政奉還から王政復古へ まとめ 征夷大将軍という官職は、最初から「日本を統治するための政治職」だったわけではあり…