—「走力向上」と「数値の停滞」を分かつ、測定の哲学— インターバル走のタイムが伸びている。脚は軽く、呼吸は整い、フォームも崩れない。練習ログは雄弁に「成長」を告げる。ところが、GarminのVO2Max(最大酸素摂取量)は動かない。レース予測タイムも渋いままだ。このズレに、ランナーはしばしば戸惑う。「自分は本当に強くなっているのか?」と。 結論から言えば、あなたの身体が嘘をついているのではない。Garminの数値が、ある種の強さを“見ていない”だけだ。 1. まず前提:GarminのVO2Maxは「走力の全て」ではない GarminのVO2Max推定は、ざっくり言えば 「ペース × 心拍(+個…