少年たちの友情を描いた”スタンドバイミー”という映画があった。このような体験をした大人たちはたくさんいると思う。私もそのひとりだ。 「怪しい男が悪いことをしたら交番に知らせよう」と、少年探偵団をつくって、街の怪しい男をつけたこともあった。しかし、さあこれから悪いことをするぞというそぶりをあからさまに見せる男がいるわけもなく(怪しげな男が、信用金庫に普通に入って行くのを見て、終わった)。 かっこいいクルマを見つけては話し合った。後の部分が木でできた細長いクルマ(後日、モーリスのステーションワゴンだとわかった)に興奮していた。しかし、いつかこんなクルマに乗りたいと思う向上心もなく、ひたすらほめてい…