本書は2017年11月に刊行された。現(2019年)時点でQEDシリーズの最新作。 QEDシリーズの中で、「ortus」というラテン語が付されたのはこれが最初。 「ventus」(風)、「flumen」(時の流れ/流れ・水流)につづいて、「ortus」が加わった。ネット検索でその意味を調べると、「誕生」「上昇、存在」という意味とか。 さてタイトルは『白山の頻闇』だが、本書にはもう一つ『QED ~ortus~ 江戸の弥生闇』が併載されている。前者は実質124ページ、後者は82ページであり、中編2本で構成されている。見た目の共通点は、タイトルの最後の「闇」。桑原崇が闇に光を当てることか・・・・と連…