発情同期化や定時人工授精について、昨年度から講義を担当させていただいていますが、その中で最初にお伝えしていますのが、PGF2αの使い方です。その理由としまして、「PGF2αを投与して発情同期化を行い、人工授精へ向かう」、というホルモン処置について、大動物臨床獣医師が繁殖診療で最も利用する機会が多いのは、現時点では間違いないかなと思っているからです。 海外では、ダブルオブシンクやCIDRを利用したプログラムが主流で、日本においてもCIDRを利用したプログラムの利用が多いのも事実ですが、牛を診て処置を行う診療スタイルが日本では多いため、PGF2αからの人工授精が最も利用頻度が多く活躍していると推察…