「鴻雁来」(こうがんきたる)とは、 暖かい南へと下っていくツバメと入れ違いに、 雁が北から渡ってくる頃という意味です。 「鴻雁」とは、 渡り鳥の「雁」(がん/かり) のことで、 「鴻」は「ひしくい」と読み、 大型の雁のことを言います。 一方「雁」は小型の雁を指しているそうです。 ところで 春を告げる「鶯」(うぐいす) や 夏を知らせる「時鳥」(ほととぎす) と共に 「雁」(がん/かり) は、秋を告げる鳥と 言われてきました。 「雁」(がん/かり) の別名を 「雁が音」(かりがね) とも呼ぶのは、 姿よりも声を愛でてきた証でもあります。 そんな「雁」(がん/かり) の声は、 「ガーン、ガーン」と…