タイトルだけでも惹きつけられる本。 簡単に言ってしまえば、(現在および過去の)国家領域としての、メキシコ、ペルー&ボリビア、チベット、エチオピアの四地域を「高地文明」とし、フィールドワークを中心にした、ご自身の研究を紹介した書物である。ペルー&ボリビアを中心とする「アンデス地域」の研究・記載に力点が置かれている。 この四地域とも、私は訪問したことがあり、個人的に強く興味を惹かれている。 個人の感想としては、「こういうことを仕事にできることは、幸せなこと」だ。若い頃「趣味を仕事にするな」と、何度も言われたことがあるが、今は確信している。「趣味を仕事にしても全く問題ない。それどころか、自分が惹きつ…