『オフショア』を出版しはじめてから、ことごとく「編集とは」みたいなことを考えているが、先日とても重要なことに気づいた。 昔の雑誌、確かにどれもわりと面白い。『話の特集』とか、『面白半分』とか。手に取ると編集部でどんな雑談やグダグダした会話が繰り広げられていたか、なんとなく見えてくるような……。 コロナ以降、いや、コロナ以前から、インターネットを手にした我々は、Eメールやメッセージアプリでさまざまなやりとりをすまし、面と向かって何かを話したり、音声通話することは減ってしまって、文化的な仕事の方法にもそれが適用されている。 実際、『オフショア』は「ひとり編集」雑誌であり、一人で編集することって、そ…