本書は10年前に出版された。1999年2月から2001年9月まで、「週刊金曜日」に断続的に連載されたルポルタージュに手が加えられたものである。10年前、多分出版広告を目にしていただろうが、当時この本やこの分野の本をあまり意識しなかった。3.11でショックを受けて、原発への関心の向けかたが不十分だったことに内心忸怩たる思いを抱いた。原発問題についての事実探究を行う一環で、この本を関連資料の一冊として読んでみた。 (注記:再掲する現時点からみれば、四半世紀前のルポルタージュです) 10年前の当時のルポルタージュとしてここに描き出された姿。それは、現在もそのまま何ら変わらず連綿と続いているのではない…