今年最初に読了した本は、鈴木結生「ゲーテはすべてを言った」になった。昨年、出だしを読んで「えらく面白い」と思っては変に気合が入り、準備体操がてらに「ゲーテ格言集」を読んだら別の道に逸れて、それっきりになってしまっていた。 昨日のランニング中に韓国の読書系番組を聞き逃し(ポッドキャスト。ラジオの番組自体は昨年暮れの放送)で聞いていたら、この作品を紹介されていた。昨年11月に韓国語版が刊行されたという。番組を聞いていて、ムラムラと読みたい気持ちがもたげてきた。それでほぼ一気に読んだのだが、おおいに満足した。こんなに面白いなら昨年中に読んでおけばとの気持ちと、今年最初の本が本作で良かったとの気持ちの…