はじめに|「郵便がなくなる国」が、ついに現れた 2025年12月30日。 デンマークでは、この日をもってほぼすべての郵便物配達が終了します。 担ってきたのは、国営郵便企業ポストノルド(PostNord)。 400年以上にわたり「手紙を運ぶ」という行為を社会インフラとして支えてきた存在です。 理由は、シンプルで、そして残酷です。 手紙が、もう誰にも書かれなくなった。 これは遠い北欧の特殊な話ではありません。 日本の物流と郵便の未来を、はっきり映し出す“予告編”でもあります。 数字が語る「郵便という文化の終焉」 ポストノルドの発表によれば、 デンマーク国内の郵便物取扱数は―― 2000年:14億通…