思想家であり武道家でもある内田樹氏は読書の心構え(準備)として次のように言っています。 「毎朝、道場で祝詞と般若心経を唱え、不動明王の真言で浄め、九字を切り、禊教の呼吸法を行うというお勤めをしないと一日が始まらない身体になった。遠回りのようだけれど、そういう人間になることの方が、『いきなり本を読む』より適切だろうと私は思ったのである。この直感は筋が悪くないと思う。たしかに言葉から入るのは危うい。誤読する可能性があるし、何よりもこちらの身体に準備がないままに本を読むと、『わかった気になる』リスクがある。(日本型コミューン主義の擁護と顕彰)」 「そういう準備をする」ではなくて、「そういう人間になる…