すでに否定されている品種の再登場が停滞した農政を揺り動かす起爆剤になるかもしれない 今日、手持ちが乏しくなっていた米を買いに行ったところ、店頭に少し前から気になっていた「農林48号(武川米:むかわまい)」という名の米が並んでいた。戦後間もなく誕生した品種で食味は優れているが、病弱で作付けは難しいという難物で、ここまで数十年間忘れ去られていたものである。 旧農林省の時代から農林水産省は、昭和のはじめ頃から食物の品種改良に取り組み「今食べている作物の多くは農林○号として品種改良されたもの」と言っても差し支えないくらいの成果を上げてきた。 品種改良や加工方法の開発は言うまでもなく、生産者や漁獲者への…