気候に左右されず、年間を通じて安定的に高品質な農産物を生産する「植物工場」。それは、日本の農業が抱える課題を解決する次世代の農業として、大きな期待を集めてきました。特に、大企業がその資本力と技術力を投じて参入するケースは、地域経済の活性化にも繋がるものとして注目されます。 今回は、2014年に福島県いわき市で始動した大規模トマト生産事業、「株式会社JRとまとランドいわきファーム」の決算を分析します。東日本大震災後の復興の一翼を担うプロジェクトとしてスタートしたとみられる同社ですが、その決算書からは、先進的農業ビジネスの厳しい現実が浮かび上がってきました。 【決算ハイライト(第11期)】資産合計…