越境捜査シリーズの第3弾。『小説推理』(2010年3月号~2011年4月号)に連載された後、2011年10月に単行本が出版され、2014年11月に文庫化された。 最初に主な登場人物を挙げておこう。鷺沼友哉 警視庁捜査一課特別捜査一係所蔵。未解決事件の継続捜査が本業。 かつては殺人班所属。上司と衝突して異動となる。生まれついての反骨魂。 大勢に流されるのが極端に下手。警察組織に巣くう悪の排除をめざす。 離婚し、今は独身。井上 鷺沼の相方。若手刑事。正義感に溢れ、宮野の舌先三寸に影響を受ける。 IT分野は得意で情報収集を担当する。鷺沼の姿勢に共感していく。三好 鷺沼の上司。特別捜査一係の係長。定年…