大韓感染學會『韓國傳染病史』군자출판사,2009. 本書は古代から1945年までの朝鮮半島における感染症の歴史を扱ったもので、620ページを超える大著である。巻末付録として「年表」「関連資料」「参考文献」が付いているが、「年表」は翻訳して朝鮮疫病史年表 として投稿した。 量が膨大なので飛ばしながら読んだ。第2章「三国と統一新羅時代」では、「735〜737年に日本を席巻した痘瘡は新羅から伝来し、日本人口の半数が死亡し深刻な労働力不足をもたらした」と書いている。しかし50%減はおそらく盛りすぎで、南米のような処女地効果があったとすればもっと前だろう。第3章「高麗時代」では、国際伝播の例として日本か…