私たちの家庭やオフィスに設置されている、電力メーター。かつては検針員が毎月訪れて数字を読み取っていましたが、今やその主役は、通信機能を持ち、使用量を自動で送信する「スマートメーター」へと移り変わりました。このスマートメーターは、単なる電気料金の計算だけでなく、社会全体のエネルギー効率化や、再生可能エネルギーの普及を支える、極めて重要な社会インフラです。 今回は、このエネルギー計測の世界で、日本の二大電機メーカーのDNAを受け継ぐ巨人、「東光東芝メーターシステムズ株式会社」の決算を読み解きます。東光高岳と東芝という両社の事業統合によって誕生した同社。その決算書には、自己資本比率62%超という盤石…