街道をゆく10 作者:司馬遼太郎 朝日新聞出版 Amazon 古来、日本ほど首都の居住者を尊しとし、田舎をばかにしてきた国はない。 羽州街道 地獄の裁判官閻魔王。仏典に名前は出てくるけど、地獄の裁判官ではない。中国の道教が原典か。円仁のもち帰りか。 閑さや岩にしみ入蝉の声。芭蕉。 紅は、紅花という植物の花から採る。万葉集の時代では末摘花とよんだ。 芭蕉の旅は、土地土地で俳句をたしなむ長者の家に泊まる。 芋煮汁。おいしそう。 急死した上杉謙信。いろいろあって跡を継いだ養子の景勝(24)。近習、直江兼続(19)。 兼続と石田三成は初対面から仲がいい。おたがい26歳、才能ある補佐官、すずしい容姿、当…