埋もれていた市道和豊氏の『満州を駆け抜けた男須知善一』と『満州の曠野に非ずーー戦後の須知善一ーー』(室町書房)が出てきた。前者には、須知の大正8年から昭和41年までの年賀状が掲載されている。私が持っている3枚は、どれも掲載されていた。 それぞれ紹介しておこう。写真の右端のが昭和7年のもの。図研から1,000円で入手。市道氏の解説によると、大連中央局7・1・1の消印。相手の名前だけで住所がないのは、消印を押したのち会員数を纏めて主宰に送ったものと思われるという。 家蔵の表面は、大連市の須知から岩井庄三郎宛である。同名の人物に明治22年生まれで、39年奈良県師範学校卒、県会議員や桜井町長(昭和17…