滋賀県は10月に実施した「葛籠尾崎湖底遺跡」(長浜市)の調査で、縄文時代早期前葉から早期中葉初頭(1万1000年前頃~1万500年前頃)の尖底土器をはじめ、古墳時代の土器など数点の遺物を新たに確認したことをこのほど速報として発表した。 同調査は、文化庁の「今年度日本における水中遺跡保護体制の整備充実に関する 調査研究事業」を受託した独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所から、滋賀県がその一部を受託して行った。 同遺跡は、琵琶湖の北部に突き出た葛籠尾崎半島の周辺水域に位置する。1924年、漁網にかかった様々な時代の土器片が引きあげられて以降、縄文時代から中世に至る土器が数多く引きあげられてき…