小説家。ミステリ作家。男性。金沢大学文学部卒業。 座右の銘は、『性格を持たないとき、人はたしかに方法を身につけなければならない』
1978年 岐阜県生まれ。 2001年 『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し,角川スニーカー文庫からデビュー。 2011年 『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞を受賞。
*1:当初は角川《スニーカー・ミステリ倶楽部》
*2:当初は角川《スニーカー・ミステリ倶楽部》
本記事では米澤穂信さんの小説『リカーシブル』を紹介します。 リカーシブル あらすじ 主な登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 リカーシブル 著者:米澤穂信 出版社:新潮社 ページ数:522ページ 読了日:2025年12月17日 満足度:★★★★☆ 米澤穂信さんの『リカーシブル』。 「このミステリーがすごい!2014年版」7位。 あらすじ 中学生の越野ハルカは、 父親が会社の金を横領した末に失踪するという不幸に見舞われる。 残されたハルカと母、弟のサトルの三人は、住み慣れた土地を離れ、 母の故郷である坂巻市へ移り住むことになった。 坂巻市での生活が始まってから、 弟のサトルはなぜか予…
あらすじ 堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門(しもん)と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよく皮肉屋ないいやつだ。そんなある日、図書委員を引退した先輩女子が訪ねてきた。亡くなった祖父が遺した開かずの金庫、その鍵の番号を探り当ててほしいというのだが……。放課後の図書室に持ち込まれる謎に、男子高校生ふたりが挑む全六編。爽やかでほんのりビターな米澤穂信の図書室ミステリ、開幕! 出典:amazon 小市民シリーズ、古典部シリーズファンにはたまらない米澤穂信さんの新シリーズ! 今回は図書委員の男子高校…
昨日クリスマスツリーやリースをしまい、玄関にお正月飾りを飾りました。 大掃除や片付けもほぼ終わり、明日から親が入っているホームへ行ったり、年末もやっている子どもの病院へ行ったりなど、いろいろ用事を済ませないといけないので、今日は掃除などはせずに、純粋に体を休めています。 今年は息子の受験などでかなりお金がかかり、来年も予定外のお金が出ていくことになったので、年末年始は自宅で過ごす予定です。 年末年始は久し振りに自分の好きな本を読もうと思ったのですが、数日前に、先生から仕事初め頃までに○○な本を選書をしてほしいと頼まれたため、昨日気になっている児童書を何冊か選び、この年末年始に読むことになりまし…
本日の読書 タイトル:本と鍵の季節 作者:米澤 穂信(よねざわ ほのぶ) 今回は、本と鍵の季節に収録されている『友よ知るなかれ』についての読書記録。 本日の読書 立場違えば理想と現実も違う 同じ立場の違う人達 立場違えば理想と現実も違う 『友よ知るなかれ』の堀川と松倉の会話に理想と現実の対比を感じた。 貧富の差でその人の価値は決まらないと思うが、大学進学などを考えた場合、学費という課題が出てくる。 堀川も松倉も学生という立場は一緒ではあるものの、どういう家庭環境にあるかは別だ。 互いに会話をする中で、相手の話していることが、現実離れしているかのように感じたのではないかと思う。ただ、本人からして…
今回は米澤穂信さんの『満願』を紹介します。第27回山本周五郎賞受賞作です。 2014年のミステリーランキングでも3冠達成という貫禄は、おもしろいことが保障されたようなものですね。 未だに人気で、よく読まれているように感じるこのお話を、ついに手に取りました。 わくわくすっぞ。 目次 あらすじ 感想 ※ネタバレ区域※ 『夜警』 『死人宿』 『柘榴』 『万灯』 『関守』 『満願』 最後に あらすじ こうであろう、こうだった、という推理や断定を、最後に根こそぎ覆す。 死の空気漂う驚きの真実が待ち受けるミステリー5編。 感想 全部すごかった〜!!(歓喜) おもしろすぎる。ぞっとしながら、でもおもしろすぎ…
本日の読書 タイトル:本と鍵の季節 作者:米澤 穂信(よねざわ ほのぶ) 今回は本と鍵の季節に収録されている『昔話を聞かせておくれよ』についての読書記録。 本日の読書 性善説と性悪説 善と悪どちらを信じることになるか この本は、性善説か性悪説か 家庭の事情と学校生活 性善説と性悪説 前回の読書で私が感じたことを、松倉詩門が語るシーンがある。 松倉は、『疑う』という行為に対して 主人公である堀川は、人の根底は善であるとする『性善説』を信じている節があり、松倉自身は、人の根底は悪であるとする『性悪説』を信じていると言う。 これまでの話で、堀川と松倉が、どう推察してきたかを振り返ってみると、相手を『…
「ミステリファンに挑戦、ミステリの帯クイズ」第206問! この帯はなんの本でしょうか? 第206問の答えは 明日。コメントで解答を書いてみてね。 第205問 の答えは 『インシテミル』(米澤穂信、文藝春秋、2007)でした。 2010年「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」として映画化されました。 ランキング参加中THE ミステリ ランキング参加中図書室 ランキング参加中読書
「ミステリファンに挑戦、ミステリの帯クイズ」第205問! この帯はなんの本でしょうか? 見つかった。何が?私たちのミステリー、私たちの時代が。 時代を変える1000枚! 期待の新鋭が描く究極の殺人ゲーム。この屈託と合羞を、絶対に読み逃してはならない。 第205問の答えは 明日。コメントで解答を書いてみてね。 第204問 の答えは 『黒牢城』(米澤穂信、角川書店、2021)でした。 第166回直木三十五賞を受賞した他、第22回本格ミステリ大賞(小説部門)、第12回山田風太郎賞を受賞しました。さらに「このミステリーがすごい!」2022年版国内編第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」2021年国内…
本日の読書 タイトル:本と鍵の季節 作者:米澤 穂信(よねざわ ほのぶ) 今回は、本と鍵の季節に収録されている『ない本』についての読書記録。 本日の読書 まだあきらめないで 2人の似ている推理と違う結論 まだあきらめないで 学校だけが、世界ではない。 学校の人間関係や、成績だけで自分自身を判断してはいけない。 学生のうちに夢破れたとしても、また次の夢のようなものは見ることはできる。 実をいうと不登校、引きこもりを経験したことがある。 その後、外に出て仕事に就いたときどうだったかというと 学校での人間関係や成績で判断はされなかった。 学生であった時のような夢とは違ったが、仕事での目標はできた。 …
一見関係なさそうな二つの事柄が、終盤でつながる物語にはずれがない気がする。 犬はどこだ 作者:米澤 穂信 東京創元社 Amazon (あらすじ) ひきこもりを経て犬捜し専門の探偵事務所「紺屋S&R」を始めた主人公、紺屋長一郎のもとにやってきた最初の依頼は人捜しと古文書の由来調べ。ひょんなことから高校時代の後輩、半田平吉(ハンペー)を雇うことになり、前途多難な探偵業が始まった。失踪した女性の足跡と辿る紺屋と小さな村の歴史を調べるハンペーは思いもよらない事件に巻き込まれていく。 物語は紺屋とハンペーのそれぞれの視点から交互に語られていく形式で、二人の語り口がコミカルで読みやすい。何度も行き詰まり、…