映画『シンペイ 歌こそすべて』は、大正時代から昭和初期を中心に3,000曲にものぼる歌を世に送り出し、日本の近代音楽史に大きな足跡を残した作曲家・中山晋平の生涯を描いた作品だ。 誰もが耳にしたことのある旋律が次々と登場し、名曲に宿る普遍的な魅力を改めて思い起こさせてくれる作品に仕上がっている。 youtu.be 歌舞伎俳優・中村橋之助が中山晋平に扮し、18歳から亡くなる65歳までを一人で演じたほか、劇作家・島村抱月役に緒形直人、作詞家・野口雨情役に三浦貴大、歌手の佐藤千代子役に真由子が扮するなど実力派俳優が揃い、それぞれが当時の人物そのものであるかのような存在感を放っている。 監督を務めたのは…