人間、齢五十を超えれば――いや、四十くらいからかもしれないが――いわゆる「老害」と呼ばれる存在にならないよう、気をつけたいものだ。北鎌倉駅の周辺には踏切が多い。先日、遮断機が下りているにもかかわらず、それをくぐって線路を渡ってしまう爺さんを見かけた。皆が気持ちよく暮らすために守られているルールやマナーというものを、率先して守り、子どもたちへの手本となるべき年齢である。関西の言葉で言えば、「ええとしこいたおっさん」だ。 やるな、おっさん。(いやそうではないのだよ) 時折、車内アナウンスで「線路内への立ち入りがあったため」「踏切への立ち入りがあったため」といった表現を耳にする。その結果、電車が遅延…