ギフチョウの発生日予測をするために、気象と発生に関する考察を行ってみた。その結果、有効積算温度の法則は成立しないという結果が得られた。 ギフチョウは、すでに各地で発生が始まっており、関東でも今年2020年は3月18日頃に神奈川県の生息地で発生の報告がある。温暖化と暖冬の影響なのか今年は全国的に2週間前後早いようであるが、私が撮影したいギフチョウは、「イエローバンド」という長野県のごく一部で見られる常染色体劣性遺伝により引き継がれている地理的変異で、通常の個体に比べ翅の縁毛が全て黄色になり、翅の外縁部が黄色の毛で縁取られる個体(型)である。例年の発生は5月上旬頃で、昨年と一昨年に撮影はしているが…