たぶん、だいぶ、遅ればせながら、町田その子さんの「コンビニ兄弟」を、読ませていただきました。2021年の、本屋大賞でした。 九州にある、コンビニチェーン店「テンダネス」を舞台に繰り広げられる、 ハートフルな、6話からなるお話。 フェロモン満載の店長、志波。その兄のツギ。 など、個性的な人物が登場します。 町田その子さん特有の、ぽかぽか、あったか、 日向の匂いがする空気感が、病みつきになりそうです。 どれも、印象的なお話ばかりでしたが、 私が特に、夢中で読み進めたのは、 第二話の「希望のコンビニコーヒー」でした。 夢を追いながら、なんの理由もなく、塾講師になった、 桐山という男性の、葛藤が描かれ…