アキアカネの連結飛翔と打泥産卵の様子を紹介したい。 アキアカネ Sympetrum frequens (Selys, 1883) は、日本に生息する18種類の日本のアカネ属に分類されるトンボの一種で、ロシア、中国、朝鮮半島、日本に分布する普通種である。平地または丘陵地、低山地の水田、池沼等で繁殖するが、6月頃に羽化した成虫は、しばらく周囲で過ごした後、日中の気温が20~25℃程度の標高の高い高原や山岳地帯へ移動して、7月~8月の盛夏を過ごす。 アキアカネは、低温時における生理的な熱保持能力は高いが、高温時の排熱能力が低いため暑さに弱く、気温が30℃を超えると生存が難しくなることから、高地へ移動…