こんばんは、紫栞です。 今回は、京極夏彦さんの『猿』をご紹介。 あらすじ 「猿がいる」 妙なことを言うパートナーを一人部屋に残し、祐美は亡くなった曾祖母が暮らしていたという岡山の山奥にある村・祢山村へと再従妹の芽衣と共に弁護士の案内で赴くこととなった。 祐美は曾祖母と一度も会ったことがなかった。曾祖母は百歳で亡くなるまで村にある家で一人暮らしをしていたのだという。芽衣が調べたところによると、祢山村は過疎の村で高齢者ばかりだが、六十歳以上の住民が入村しては死ぬ前に山を下りるため、人口も年齢構成も昭和からほぼ変わっていない謎が多い村らしい。 村に近づくにつれ、祐美は”何か”の気配を感じて不安に陥っ…