映画「銀座の女」(1955、日活)を見る。監督は吉村公三郎、音楽は伊福部昭。出演は轟夕起子、乙羽信子、北原三枝、南寿美子、日高澄子、多々良純、清水将夫、殿山泰司など。ともすると特別視されがちのこの社会に生きる芸者たちの生態を、ある時は悲しく、ある時には滑稽さなどを描いた作品となっている。・・・銀座にほど近い芸者屋"しづもと"では、女将のいくよ(轟夕起子)は将来の面倒を見てもらうことを条件に、貧しいが優秀な青年・矢ノ口英作(長谷部健)に学資と生活面の援助をしている。 照葉(藤間紫)は子供を里子に出していて、当たれば100万円という宝くじを買い続けて、当ったら子供を生活できることを夢見ている。 人…