いけなみ・しょうたろう(1923-1990) 作家。小説家。 1923年(大正12年)1月25日、東京・浅草生まれ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960年(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。テレビシリーズとなった作品も多い。美食家・映画評論家としても著名である。小説、エッセイ多数。1990年(平成2年)5月3日、急性白血病で急逝。
池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳 (文春文庫) 著者 : 池波正太郎 文藝春秋 発売日 : 2018-10-06 ブクログでレビューを見る» アンソロジー作品『池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳』を読みました。鬼平こと長谷川平蔵を登場人物にしたアンソロジーです。-----story-------------「鬼平」誕生五十年を記念し、七人の人気作家が「鬼平」に新たな命を吹き込んだ作品集。本家・池波も「瓶割り小僧」で特別参加。池波正太郎が長谷川平蔵を主人にした短篇小説「浅草・御厨河岸」を書いたのは、昭和42(1967)年のこと。オール讀物12月号に掲載されたその短篇は大きな反響を呼…
乳房 新装版 (文春文庫) 著者 : 池波正太郎 文藝春秋 発売日 : 2008-02-08 ブクログでレビューを見る» 池波正太郎の長篇時代小説『乳房 新装版』を読みました。『新装版 鬼平犯科帳 特別長篇 迷路〈22〉』、『決定版 鬼平犯科帳 特別長篇 炎の色〈23〉』、『決定版 鬼平犯科帳 特別長篇 誘拐〈24〉』に続き、池波正太郎の作品です。-----story-------------「まるで不作の生大根(なまだいこ)をかじっているようだ」さんざんにもてあそばれた挙句、罵られ捨てられたお松は、偶然出会ったその男、煙管職人の勘蔵を絞殺してしまった。この言葉を胸に秘めて、数奇な運命を辿るお…
鬼平犯科帳 決定版(二十四) 特別長篇 誘拐 (文春文庫) 著者 : 池波正太郎 文藝春秋 発売日 : 2017-12-05 ブクログでレビューを見る» 池波正太郎の連作時代小説『決定版 鬼平犯科帳 特別長篇 誘拐〈24〉』を読みました。『新装版 鬼平犯科帳 特別長篇 迷路〈22〉』、『決定版 鬼平犯科帳 特別長篇 炎の色〈23〉』に続き、池波正太郎の作品です。-----story-------------風が鳴った。平蔵は愛刀の鯉口を切る。雪か?闇の中に刃と刃が噛み合って火花が散った―。表題とした「誘拐」は、著者の長逝によって永遠の未完となったが、三十年をこえる作家としての営みの掉尾を飾る作…
鬼平犯科帳 決定版(二十三) 特別長篇 炎の色 (文春文庫) 著者 : 池波正太郎 文藝春秋 発売日 : 2017-11-09 ブクログでレビューを見る» 池波正太郎の連作時代小説『決定版 鬼平犯科帳 特別長篇 炎の色〈23〉』を読みました。『新装版 鬼平犯科帳 特別長篇 迷路〈22〉』に続き、池波正太郎の作品です。-----story-------------夜鴉が無気味に鳴くのを聞いた翌日、おまさは旧知の盗賊・峰山の初蔵に声をかけられた。「頼みがある。荒神の二代目に力をかしてもらいたい。 二代目は女だ。先代の隠し子さ」―荒神の先代にかわいがられたおまさの心が騒いだ。…平蔵の亡父の隠し子と盗…
鬼平犯科帳 二十二 (文春文庫) 著者 : 池波正太郎 文藝春秋 発売日 : 2001-01-10 ブクログでレビューを見る» 池波正太郎の長篇時代小説『新装版 鬼平犯科帳 特別長篇 迷路〈22〉』を読みました。池波正太郎の作品は先日読んだアンソロジー作品『女城主 戦国時代小説傑作選』に収録されていた『夫婦の城』以来ですね。-----story-------------盗賊改方の水も洩らさぬ探索網により、薬種屋を狙った大がかりな押し込みは未遂に終わった。しかし、安堵の空気もまもないころ、夕闇を切り裂いて疾って来た半弓の矢が、与力・秋本源蔵の頸すじへ突き立った──。与力暗殺! 同じころ平蔵も襲わ…
女城主 戦国時代小説傑作選 (PHP文芸文庫) 著者 : アンソロジー PHP研究所 発売日 : 2016-09-08 ブクログでレビューを見る» アンソロジー作品『女城主 戦国時代小説傑作選』を読みました。細谷正充の編集による時代小説アンソロジーです。-----story-------------戦国時代、男の名で家督を継ぎ、井伊家を滅亡の危機から救った女城主・井伊直虎のほか、民を愛し、城を守った姫君たちの気高くも美しい姿を描いた傑作短編集。義父・真田昌幸に愛された月姫の決断(井上靖「本多忠勝の女」)、忍城籠城に際し、領民とともに濠を掘った女城主(山本周五郎「笄堀」)、夫・立花宗茂への葛藤を…
『江戸切絵図散歩』池波正太郎江戸切絵図散歩 (新潮文庫)作者:正太郎, 池波新潮社Amazon池波正太郎と言えば、大正12年(1923年)の浅草生まれ。 まだ江戸の空気を纏う祖父母に育てられ、自身は小学校卒業後すぐに小僧奉公、チップを稼いで戦前の銀座などでグルメや観劇の素養を積む。 なかなか真似できない前半生が、鬼平犯科帳など江戸小説の風景に繋がっているわけです。10代の頃から気後れゼロで老舗に出入りしていれば、散歩ついで初見の名店にも入れる豪快健啖おじさんになるわけである。うらやましい…!で、この切絵図散歩です。 池波御大が亡くなる前年(1989年)の一冊。 御大がお持ちの江戸切絵図(当時で…
ランチに上田市のカレー・洋食のお店「べんがる」を訪れました。カツカレーを注文しましたが、濃い目のルウとお肉厚めのカツが美味しい。 鬼平犯科帳や剣客商売、真田太平記で知られる小説家の池波正太郎さんが訪れた店でもあり、歴史を感じるたたずまいとともに、記憶に残るお店です。 外観。小路に面していて、看板や建物が風情があります。 店内 店内。入口の方を撮影。入口の扉の左上にスピーカーが見えますが、ピアノトリオなどジャズが流れています。 カウンター席に着席。このあと、お客様がどんどん入ってきました。 お店備え付けのムック池波正太郎著「旅でみつけたうまいもの」。「べんがる」が登場しています。 べんがるのペー…
2025年3月〜10月の読書と少しだけの【感想】その二です。コツコツと池波正太郎氏の作品も堪能しました。❶ 剣客商売 十三 波紋(池波正太郎) ❷ 剣客商売 十四 暗殺者(池波正太郎) ❸ 剣客商売 十五 二十番斬り(池波正太郎) 少しずつエンディングが近づき…終わってほしくない…寂しさも感じます。波紋―剣客商売 新装版 (新潮文庫)作者:池波 正太郎新潮社Amazon剣客商売 十四 暗殺者 (新潮文庫)作者:池波 正太郎新潮社Amazon剣客商売 十五 二十番斬り (新潮文庫)作者:池波 正太郎新潮社Amazon❹ 鬼平犯科帳(池波正太郎) 特別長篇を含む2冊…いつも大満足です。新装版 鬼平…
鬼平犯科帳 決定版 (21) (文春文庫) 著者 : 池波正太郎 文藝春秋 発売日 : 2017-10-06 ブクログでレビューを見る» 池波正太郎の連作時代小説『決定版 鬼平犯科帳〈21〉』を読みました。『決定版 鬼平犯科帳〈20〉』に続き、池波正太郎の作品です。-----story-------------大島勇五郎は、名前ほど勇ましくないが有能な同心だ。しかし最近おかしい。不審を感じた平蔵が、自ら兇盗の跳梁を制する「春の淡雪」、探索方から勘定方に戻されて、ふて腐れていた細川峯太郎が、非番の日に手柄を立て、再び探索方に戻るまでを描く「泣き男」、浮気の虫が騒ぎ出した木村忠吾にも温かく厳しい眼…