隣国同士の日本と韓国のアート作品が一堂に会した展覧会《いつもとなりにいるから −日本と韓国、アートの80年−》を観に行く。全体的に総花的な印象を受けたが、日本と韓国のアート交流の歴史をおさらいする機会を得られたことが何よりも大きかった。日本人としての僕には思想、感性、表現に東アジア的な共通性を感じたり、「近くて遠い」的な埋められることのない大小の差異に直面したりするなど、なかなか見応えのある展覧会だったように思う。サブタイトルや展覧会概要について少し気になったことだが、夫に付き添って北朝鮮に渡った日本人妻あるいはその不在などを撮った林典子の写真作品、在日朝鮮人3世の李晶玉の絵画作品、武蔵美と朝…