函館在住の書家で昨年の毎日書道展(近代詩文)で最高賞の「毎日賞」を受けた中川蘆月さんが、2年前に続いて個展を開いています。3会場巡回というのも意欲的なら、2年ぶりというのも道内の書壇では非常に珍しいです。すでに1カ所目の函館は終了しており、3カ所目の東京は来年3月の予定です。 計43点で、とにかく非常にバラエティーに富んだ作風に驚かされました。師匠は日本を代表する書家の中野北溟(102)さん=札幌在住=。前回個展の副題に附された「師中野北溟先生100歳のお祝いと感謝の意を込めて」という字句こそありませんが、季刊の書道雑誌『墨』197号に載った中野北溟書展「津軽/TSUGARU」の批評文*1を1…