民藝(民衆的工藝)の美の認識の普及と,新しい生活工藝の振興を目指す民藝運動の本拠地として,民藝運動の創始者で宗教哲学者であった柳宗悦 (Yanagi Soetsu, 1889-1961)を中心とする同志により企画され,大原孫三郎をはじめとする有志の援助のもとに,1936年(昭和11)10月に開館した。 ú{¯åYÙ
民藝(民衆的工藝)の美の認識の普及と,新しい生活工藝の振興を目指す民藝運動の本拠地として,民藝運動の創始者で宗教哲学者であった柳宗悦 (Yanagi Soetsu, 1889-1961)を中心とする同志により企画され,大原孫三郎をはじめとする有志の援助のもとに,1936年(昭和11)10月に開館した。
民藝運動100年の節目、所蔵する棟方志功作を一挙公開という展覧会が開催された。Ⅰ~Ⅲ期を総覧し3回の講演会に参加。福光、善徳寺も訪れ、それぞれの場で耳にする「民藝」や柳宗悦について感じたことを紹介。 ■柳宗悦の知識を手放すという直観と私の直観 〇棟方志功の脊髄反射 〇私の脊髄反射 〇柳の脊髄反射 ■脊髄反射のいろいろ 〇濱田庄司の制作 〇職人の物づくり 〇運動習得の脊髄反射 〇無作為の美は脊髄反射? 〇構造を脊髄反射で返す 〇柳の直観 〇柳の直観への抵抗 ■善徳寺で感じたこと 〇柳宗悦の空間「大広敷」に浸る 〇説法から得たこと 知識は驕り 〇知識を捨てる実践 〇柳研究からの視点 〇富山での民藝…
首都圏は暖房が欲しい冷たい雨、九州はまだ夏日、島岡美延です。日本列島はこの時期、いくつもの季節。今日は川崎市長選挙、夜はかわさきFMで開票速報を担当します。 先日、あちこちから金木製の香りが漂う中、駒場東大前駅からたどり着いたのは日本民藝館。『所蔵作品一挙公開 棟方志功展Ⅲ 神仏のかたち』(~11月5日)、代表作ともいわれる「二菩薩釈迦十大弟子」もじっくり堪能。青森で見た時とまた違う味わい。 般若心経については、絵と文字による作品を繰り返し作っている棟方。大きな文字だけの屏風では、彫り跡の勢いがよくわかります。また仏教だけでなく、神道、キリスト教(色刷りの基督など)も。 木の床、階段をスリッパ…
よろコンです。 今日は、日本民藝館の棟方志功展シリーズ完結編です。何度見ても民藝館で見る志功は味わい深い。 今回も、あとから「あの時、こんな展覧会に行っていたんだなぁ」と自分が思い出すためのメモということで、よろしくお願いします。(このブログでは撮影OKだった作品の写真を掲載しています) (緑に埋もれる) ====== ☆所蔵作品一挙公開 棟方志功展III 神仏のかたち @日本民藝館(駒場東大前) ~11/5(水)まで 特別展 - 展示 | 日本民藝館 ○開館時間=10:00~17:00 ※ 入館は閉館30分前まで○休館日=月曜日○入館料=一般当日1,500円、大学・高校生800円、中学生以下…
変化にも不変にも、時を感じる。 古本屋研究会の面々に案内してもらって、下北沢を散歩する。現役学生の企画に OB ばかりが集った。さながら猛獣使いと猛獣たちの図だ。 古きマーケットの香りを残して名所ですらあった、駅周辺のゴチャゴチャ商店街が刷新されて、小田急線が地下駅となって、井の頭線との乗換え方法も変って、改札口も新たに設置された。もはや私が知る下北沢駅ではない。若者から指定された待合せ場所すら、詳しく説明を受けねばならなかった。 歩き出せば、アレッ踏切ないじゃん、ヘエ~ここへ出るのかァ、の連続だ。あの界隈もさぞや変ってしまったのだろうと予想しながら、若者たちの尻尾についてゆくと、スズナリ小劇…
日本民藝館で行われていた「棟方志功Ⅱ 敬愛のしるし」 すでに会期は終え、パートⅢも始まった。思い出しの記録となるがどうしても書き残したいという衝動にかられた。パートⅡは3回訪れ、最後は西館の公開に合わせて《心偈頌》を中心の鑑賞だった、今回は作品に添えられた文字を追った。 写真は西館。 ■行かなくちゃの衝動で3回目 ■柳の直観と、私の違和感 ■直観から哲学の扉へ ■構造を読み解く私の直観 ■自分だけの哲学、そして美 ■物語は続く ■AIと歩むこれからの道 ■後日談(企画担当者との会話より)(20251116) 〇柳の提唱した鑑賞法の実践 〇音楽室と運命頌は意図的な展示? 〇《心偈頌》の展示場所の…
よろコンです。 今日は、ひと月ぶりに訪問した日本民藝館、棟方志功展IIです。やっぱり民藝館で見る志功は味わい深い。 今回も、あとから「あの時、こんな展覧会に行っていたんだなぁ」と自分が思い出すためのメモということで、よろしくお願いします。(このブログでは撮影OKだった作品の写真を掲載しています) (駒場東大前の西口を出たところ) ====== ☆棟方志功展II 敬愛のしるし@日本民藝館(7/27(日)まで) 特別展 - 展示 | 日本民藝館 ○開館時間=10:00~17:00 ※ 入館は閉館30分前まで○休館日=月曜日○入館料=一般当日1,500円、大学・高校生800円、中学生以下無料○展示替…
よろコンです。 今日は、会期末が近い日本民藝館の棟方志功展です。民藝館で見る志功。味わい深い。 今回も、あとから「あの時、こんな展覧会に行っていたんだなぁ」と自分が思い出すためのメモということで、よろしくお願いします。(このブログでは撮影OKだった作品の写真を掲載しています) (7月の三連休の最終日は暑い中での美術館巡りでした) (1) 棟方志功展I 言葉のちから@日本民藝館(7/27(日)まで) 特別展 - 展示 | 日本民藝館 ・7/21(月・祝) 10:00頃~約60分間 鑑賞 ・入館料は一般:1500円 ・今年は棟方志功(1903~1975)の没後50年という節目の年。 ・日本民藝館創…
my favorite museum 私のお気に入り美術館 シリーズ第2回は、「私のお気に入り美術館」 がテーマです。 美術館というと、大きなホールに作品が並ぶ空間を思い浮かべるかもしれません。 しかし、今回紹介するのは「家を利用した美術館」。 芸術家が暮らし、創作を行った空間や、住まいとしての雰囲気を持つ美術館には、大規模な美術館とは異なる魅力があります。 作品だけでなく、建物そのものの個性や、暮らしの中にアートを取り入れるヒントが得られるのが特徴です。 1. 日本民藝館 東京都目黒区にある日本民藝館は、民藝運動の創始者・柳宗悦によって1936年に設立されました。 民藝運動とは、「日常の暮ら…
『新装 柳宗悦選集』全十巻、『私家版 柳宗悦集』全六巻(いずれも春秋社) 勉強していたころ柳宗悦の著作親本は、すでに入手しがたい状況だった。もともと私家版とか愛好者向け限定刊行といった、趣向性の強い刊行物だったから、だれもがつね日ごろから書店店頭にて眼にできる本ではなかった。文庫本化されてもいなかった。今とは雲泥の差だ。有名ではあっても、とくに関心を抱く読者以外からは、読まれる機会のあまりない著者だった。 いくら白樺派の重要な一員とされたどころで、小説など書いたこともない柳は、世間の一般読書人の眼からは、武者小路実篤や志賀直哉や有島武郎とは無縁の著者と見えていた。むろん白樺派内部の交友関係につ…
『柳宗悦蒐集 民藝大鑑』全五巻(筑摩書房、1981) 多大な影響を受けた思想家のひとりに、柳宗悦があった。宗教哲学の人であり、美学の人だ。白樺派にあって、小説も書かず歌も詠まず句も作らず、画も描かなかった、ただ一人の人だ。にもかかわらず美の鑑定者・美意識の提唱者としてつねに仲間の中心的存在として、白樺派の背骨を形成した一人である。 一般的には、宗教哲学や美学のエッセイストとして知られることはほとんどなく、民芸の蒐集家とされ、また民芸運動の創始者・実践者とされる。だいいち今日用いられる「民芸」(民衆的工芸品)という語は、とある蒐集旅行の車内で、柳と河井寛次郎と濱田庄司とが額を寄せて発明した語であ…