地元図書館の新刊紹介コーナーで書名中の「フォスタリング」というカタカナ語に目に止まった。読み返すと、「日本庭園のフォスタリング」とある。何だろうこれは? と言うのが読むきっかけとなった。 「<こころとわざ>の継承と創造」という副題が付されている。表紙の写真は日本庭園と庭師の後姿。著者の肩書に「八代目植彌加藤」とある。 京都にある有名な庭園との関りで、近代以降では小川治兵衛(屋号:植治)と重森三玲の名は知っていたが、不勉強で屋号・植彌(うえや)加藤は知らなかった。それがさらに関心を惹きつけた。 本書は、単行本として 2025年6月に初版が刊行された。 内表紙の続きに、まずカラーのグラビア8ページ…