これはあの有名な朱熹が編集した宋代の名臣96人のエピソード集です。ただ余りに人数が多いからか一人一人の分量がとても短く、だいたいが「ある時こんな事があった・・・云々」的なちょっとした話を大量に寄せ集めた雑録本です。なので、誰か興味のある人物の全体像をこの本から読み解こうとする資料目的の使用には余り向いてないと感じました。結構長いので、暇に任せてちょっとずつ「つまみ食い」するのがいいのかと思います。読んでいて特に難儀だったのは、出てくる名臣の名前ですね(英米人と違ってなんか覚えにくいが、単なる慣れの問題とも言える)。中国の人の名前はだいたい姓1文字・名1文字というのが多く、しかも難しい古い字で書…