2024年3月、北陸新幹線の福井・敦賀開業は、福井県にとって歴史的な出来事となりました。しかし、その輝かしい光の裏側で、長年地域住民の足を支えてきたJR北陸本線の一部区間は第三セクターに移管され、新たな「県民鉄道」として再出発しました。それが「株式会社ハピラインふくい」です。新幹線の開業に伴い設立される「並行在来線」の運営は、全国的に見ても厳しい経営が課題となっています。 今回は、福井の新たな鉄路を担うハピラインふくいの、開業後初となる決算公告を読み解き、地方鉄道が直面する経営の現実と、未来に向けた挑戦を探ります。 【決算ハイライト(6期)】資産合計: 5,456百万円 (約54.6億円)負債…