― 教科書と学びの本質を考える ― はじめに:当たり前の「統一された教育」を見直す 私たちは小学生の頃から、ごく当たり前のように「全国どこでも同じ教科書・同じ内容」で授業を受けてきました。 しかし、これは世界的に見ると珍しい仕組みです。アメリカでは州によってカリキュラムが異なり、国全体で統一された教育課程を持たない国も多くあります。 日本の教育の基盤にあるのは、**ナショナルカリキュラム(学習指導要領)**です。 この学習指導要領に基づいて教科書が作られ、検定を通過したものだけが学校で使われます。 では、この仕組みはなぜ必要なのでしょうか。 そして、これからの時代にも有効なのでしょうか。 戦後…