江戸幕府第五代将軍。生没年(1680-1709) 三代将軍家光の四男。母は京堀川の八百屋お玉(桂昌院)。長じて上州館林藩主となり、兄の四代将軍家綱に世嗣がなかったことから、その養子に迎えられ将軍となった。 「生類憐れみの令」と呼ばれる動物愛護のための諸法令を定めたことで知られる。
愛知県岡崎市に徳川将軍ゆかりの大樹寺があり、そこに生前の身長と同じ高さの位牌があるがその高さが124cmしかないことより、小児症であったといわれている。
TBSナショナル劇場の『水戸黄門』シリーズで光圀が柳沢吉保(山形勲)と対峙する回は何度もあったが、私が一番心に残るのは第2部第33話「お犬さま罷り通る」(1971)である。 シリーズの事件を解決して、水戸老公一行が久しぶりに江戸の地に舞い戻るが、民は「生類憐みの令」に苦しんでいた。そこで魚屋兄妹と知り合うが、兄が成り行きで野良犬を殺し、あわや死罪となりかける。また、それを助けようとした助さん(杉良太郎)もピンチに陥る。*1光圀(東野英治郎)はその死んだ犬を毛皮にし、将軍綱吉(清川新吾)に贈る。*2柳沢吉保も綱吉の生母桂昌院もこれはしめたと思い、水戸老公乱心として綱吉の後継ぎ問題などで煙たい光圀…
『ファサード』の基本設定 『ファサード』「帰去来」の紹介 徳川綱吉公アゲのマンガ まとめ 貶されてきた人物をアゲるための方法論についての私見 関連記事 最近「犬将軍」徳川綱吉公の政策を再評価する動きがある、ということで、綱吉公アゲのマンガを紹介するシリーズ、これで取りあえず終わりです。 なぜ「その3」ではなく「その2.5」なのかというと、『ファサード』という長編マンガの中の1話というか、1エピソードだからです。 『ファサード』の基本設定 この『ファサード』、主人公ファサードの設定がややこしいのですが、「帰去来」のエピソードを読むために必要な認識は以下の通り 「ファサード」という金髪碧眼の青年の…
はじめに 『猫将軍ツナヨシ』紹介 関連記事 はじめに 最近五代将軍徳川綱吉公が見直されてる、ということで、綱吉公アゲのマンガを紹介していくシリーズ第二弾です。 第一弾↓ kabuchuhistory.hatenadiary.jp 『猫将軍ツナヨシ』紹介 時は令和。 寄る辺ない仔猫として転生した五代将軍綱吉は、前世での側用人、柳沢吉保の生まれ変わり、学芸員の青年柳沢ヨシヤスに無事拾われる。自転車に轢かれたせいで尾が割れ、猫又となった彼は、「猫将軍・ツナヨシ」として、今世もわが道を行くのであった。 ……こう書くと、わかりづらいですが、現代日本に猫として転生した綱吉公が、柳沢吉保の生まれ変わりと一緒…
『生類憐マント欲ス』紹介 関連記事 え~、KADOKAWAの学習用日本史マンガが、マイナーチェンジしている、ということに関連して、五代将軍綱吉公が見直されてる、という記事をgryphonさんが書いてらっしゃいました。 で、こんなことをおっしゃってました↓。 m-dojo.hatenadiary.com 「殺伐の世を平和に変えるため、柳沢吉保と共に孤軍奮闘する徳川綱吉。水戸光圀はヴィラン」って話、物語(エンタメ、フィクション)でそろそろ誰か描かない? (大文字等の装飾は筆者がやりました。) それで、心あたりがありありでしたので、コメント欄に書き込んでおいたら、採用していただけました。 こちらでも…
七五三とは?その歴史と意味 「七五三」(しちごさん)は、日本の伝統的な行事で、子どもの成長を祝うために行われます。毎年11月15日に、3歳、5歳、7歳の節目を迎えた子どもたちを対象に、家族で神社にお参りし、無事に成長してきたことを感謝し、これからの健康と幸せを祈るのが七五三の習わしです。 七五三の起源は平安時代に遡るとされ、特に貴族の間で行われていた子どもの成長儀礼が基となっています。その後、江戸時代になると武家や一般の庶民にも広がり、現在のような形に定着しました。当時は、幼少期を無事に過ごすことが特に重要視されており、子どもの成長を祝う意味合いが強く感じられる行事でした。 11月15日に祝う…
【中古】貨幣の鬼 勘定奉行 荻原重秀 (講談社文庫 た 61-16)価格: 600 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 旗本の次男坊に生まれた荻原重秀は幕府勘定方に務め、太閤検地以来と言われる畿内の大規模な検地を実施して実績を上げた。感情の起伏が激しい将軍綱吉から財政にかかる諮問を受け、上司が満足に答えられない中、肚を据えて諮問に応え綱吉の信頼を得る。代官の不正を摘発して増収に務め、遂に綱吉は上司を放逐し、勘定組頭に取り立てられた。 しかし歳入は3代将軍家光時代をピークに金の産出が減少し、歳出は明暦の大火以降出費が続き、歳入が117万両に対し歳出は127万両と構造的な赤字体質となっていた。家康以…
大奥(綱吉時代)の相関図を作成しました。犬と女が大好きな将軍です。 ■目次 ■人物紹介(5)徳川綱吉桂昌院(お玉)(3)徳川家光鷹司信子伝阿久里安子牧野成貞柳沢吉保染子大典侍の局新助の方 ■年表■参考資料(ドラマ) ■使用素材について ■人物紹介 (5)徳川綱吉 犬公方、徳川5代目将軍。兄の死後に将軍継承した。あの忠臣蔵は綱吉の時代。犬と女が大好き。こんなに女好きでハーレム大奥に君臨していたのに、後継には恵まれなかった。生類憐れみの令や忠臣蔵の主役たちの処刑や改易などで、民や後世の日本人からも悪政を敷く馬鹿将軍だと嫌われたが、最近は先進的な平和政策だったのではないかとも再評価されつつある。 桂…
本日2月22日は猫の日です。 はい、まずは肉球サービスショット! 毎年2月22日にいろんな記事を書いてきましたが、そろそろネタ切れ……。 ニャンだと! お怒りですね。 何かネタはないか2月22日について色々調べてみました。 すると、当日についてはほとんど書き切ったので新しく書くべきことはなかったが、その前後については面白いことがわかりました。 まず、前日の2月21日は「漱石の日」とされております。 文部省が彼に文学博士の称号をおくろうと打診したところ「自分に肩書は必要ない」と言って断った日です。 猫小説で有名な漱石さん、かっこいい! こちらは一昨年書いた夏目漱石関連の記事です。 mishabl…
編笠十兵衛(上)(新潮文庫)【電子書籍】[ 池波正太郎 ]価格: 660 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 旗本中根家の食客で、いつも浅い編笠を被った月森十兵衛。その血筋は名門柳生家でも「別働隊」としてその名を轟かせた柳生十兵衛三厳を祖父に持ち、剣の腕前も祖父譲り。そしてこの家系には、西の丸御留守居役を務める大身旗本の中根塀十郎正冬と共に「将軍家に落ち度あるときはこれを正す」という密命が、二代将軍秀忠の代から受け継がれていた。 時は元禄、五代将軍綱吉の治世。生類憐れみ令が出されて、犬を中心に動物を害する者は死罪や遠島の刑罰も下される時代。そんな中「犬斬り」を行なう曲者を十兵衛が役人から助ける。…
護国寺御朱印 参拝日:令和5年(2023年)2月22日 仁王門 不老門 護国寺大仏 仁王像 観音堂(本堂) 多宝塔 薬師堂 霊 廟 拝観時間 アクセス 東京メトロ有楽町線護国寺駅を上がるとすぐ目の前に仁王門が目に入る。 仁王門 仁王門 正面:金剛力士像 背面:二天像 八脚門、切妻造りで丹塗。元禄期造堂の本堂、薬師堂や大師堂などから成る、徳川将軍の祈願寺としての伽藍の中で、重要な表門である。建立は、元禄10年(1697)造営の観音堂(本堂)よりやや時代が後と考えられ、正面(南側)の両脇に金剛力士像。(右側は阿形あ・ぎょう像・左側は吽形うん・ぎょう像)、背面(北側)の両脇には二天像(右側は増長天・…