【凝然大徳「律宗秀句十首」参究(前半) - つらつら日暮らしHatena】の続きである。早速に偈頌本文を見ていきたいと思う。ところで、読んでいる内に気付いたのだが、同じ凝然大徳の『内典塵露章』にも、今回見ている「秀句」が適宜活用されていることが分かった。「律宗」項のみを比較しただけだが、ほぼ同じであった。 聳聳たる調伏の徳、戒瓶を横て而も破せず、巍巍たる尸羅の威、律冠を載て而も及ぶこと無し。 これらは両方とも、仏教の戒律の意義を示したものである。戒律には堂々と聳えたる調伏の徳があり、また、巍巍とした尸羅(戒)の威力は、受けた1人1人に律の冠をかぶせて、他に及ぶものが無いほどに優れているというの…