家庭やオフィス、公共施設など、あらゆる場所に備え付けられている「消火器」。私たちの命と財産を火災から守るために不可欠な存在ですが、その使用期限が切れた後、どのように処分すれば良いかご存知でしょうか。かつて、処分方法がわからず不法投棄されたり、放置された消火器が老朽化して破裂するといった事故が社会問題となっていました。現在、この課題は、業界全体で取り組む画期的なシステムによって解決されています。 今回は、その「廃消火器リサイクルシステム」の実際の運営を担う、株式会社消火器リサイクル推進センターの第17期決算を読み解きます。一見すると不可解な点が散見されるその財務諸表から、このユニークな企業のビジ…