imperialism
一般的には膨張主義(対外的膨張主義)の同義語として用いられる。→膨張主義
狭義には19世紀後半の欧州にはじまる、成熟期の資本主義およびそれに基づく列強の政策を指す語として用いられる。 無限の拡大を求める資本が、熾烈な競争の果てに生み出した巨大な独占資本が君臨する状態である。国内市場に飽きたらず、さらに世界市場の分割協定や植民地の獲得*1などがおこなわれるようになる。 このため、いわゆる「植民地主義」の同義語とされることもある*2。
*1:大航海時代的な交易拠点ではなく、原材料と労働力の供給源にして製品市場であり、資本の投下先でもある
*2:厳密には異なる。たとえば「バナナ共和国」などの言葉に見られるように、植民地形態を取らずとも、企業が現地で経済的覇権を獲得する場合も帝国主義の形態の一つである。もっとも、さらにそのような形態をも植民地主義と呼ぶ人もいる
▼1月3日、アメリカ軍はベネズエラへの大規模攻撃を行い、マドゥロ大統領を拘束してニューヨークに連行しました。 ▼石油利権を狙う、帝国主義者トランプの本質が露わになりました。マドゥロが不正選挙で選ばれた独裁者であったとしても、麻薬密輸を主導していたとしても、他国の軍が主権国家の大統領を拘束するのは違法です。他国の特殊部隊がホワイトハウスに侵入して独裁者トランプを拘束するなどということが許されないのと同じです。 ▼今回の出来事は、「中南米~メキシコ~カナダ~グリーンランド」を勢力圏に置こうとするトランプの野望の一環です。「作戦は第二次世界大戦後、最も華々しいものだった」とトランプは得意げに語ったよ…
ボク: 先の大戦でドイツを手先にしてソ連を潰すほうがましだったのでは世界はw Claude: おもろい反実仮想やな。 その発想の論拠→冷戦45年間のコスト回避、共産主義の拡大防止(中国、北朝鮮、東欧、キューバ…)、数千万人の犠牲(スターリンの粛清、大躍進、文革…)。 問題点→ナチスを「手先」にできたか→ヒトラー制御不能、ホロコースト→見て見ぬふりするんか、ナチスが勝ったら次は西側が標的。 実は近い発想はあった。チェンバレンの宥和政策→ドイツを東に向かわせる意図あった説、独ソ戦でどっちも消耗してくれが英米の本音だった説。 ボク: ヒトラーは資本主義やろ Claude: せやな、整理すると: イデ…
ウクライナ紛争を見て段々分かってきたことがあります。そして近年、旧フランス植民地国家で連続して軍事クーデターが起こり政変がありました。現地政府と深い関係にあった旧宗主国のフランスは追放され、多くのクーデター政権はロシアに支援を求めました。フランスが追放された理由は、旧政府がサハラ砂漠を根拠地とするISやアルカイダ系テロ組織に対して無力だったからです。多分、傀儡政府とつるんで植民地的収奪をしていたのだろうと思います。ニジェールの場合ははっきり分かります。フランスは、ウラン鉱山の利権を持っていました。クーデター政権は、ウラン鉱山を国有化しました。クーデター政権がロシアに支援を求めたのは、旧ソ連時代…
◯国内情勢ナショナリズム(4)精神より物量 日本人は、もとより好戦的ではなく、 隣人を尊ぶ国民性です。和をもって尊し、です。 平和で長い江戸時代に、さらにそれは習性づけられたのです。 それが一転、文明開花で、富国強兵、殖産興業と、 帝国主義での植民地支配を逃れるため、 政治、軍事でも西欧を真似、国をあげて争っていきます。 そうしたものの、 どこかに無理のあることを感じていたのでしょう。 だから、敗戦で、 一億総懺悔、過ちは繰り返しません となったのでしょう。 で、戦後は一転、 物量でアメリカに負けたとして、 モノの豊かさ、物量を求める方向に 官民一体で向けて、 一時は、成功したわけです。 ジャ…
日本の幕末から明治期にかけて、世界は「帝国主義」を軸として動いていました。 日本の歴史を理解する上で、当時の世界情勢についても理解する事は大事かと思いますので、今回はこの「帝国主義」という事について少し振り返りをしてみます。 日蓮は「心地観経に曰く「過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」」と言いましたが、現在の状況というのは過去の行いの結果であり、未来とは現在の行いの結果だと経典にはある事を教えていました。つまり過去の歴史の積み重ねの結果が今であり、その延長線上に未来があるのであれば、やはり過去の事を学ばない限り、未来について語るのは難しいと思う…
2025.10.17 今日の授業で、第1編「近代化と私たち」が終了しました。 私が設定した単元「帝国主義と東アジアの変容」も終えたので、第1編「近代化と私たち」の「近代化と現代的な諸課題」も含めて両方の振り返り学習をソロ・ペア・グループの好きな形で行いました。本来はグループワークをしようと計画していましたが、ソロで集中していい解答を書いてくる生徒も一定数いるので、お任せの形にしたのです。 まずは、単元「帝国主義と東アジアの変容」についてです。 Unit’s Theme:帝国主義は東アジアをどう変えたのか考える No.19 Theme:帝国主義の背景にある考え方を理解する No.20 Theme…
2025.9.22 定期考査Ⅱ前の最後の授業です。 ただ、ここは次回の定期考査Ⅲの範囲としました。 キリが悪いですから。 ならば、最後の授業は自習にすべきでは?という意見も...。 私、自習が嫌いなんです。 授業料をただで取る気がして...。 もちろん、指導しての自由進度学習ならいいですが。 それに、すでに第Ⅲ期は、クラスによって4コマも違う進度になることがわかっているので、生徒たちに説明して授業を行いました。 ということで、今回は解説が多めの自由進度学習でした。 そんなのあるか?(笑) [授業の流れ] 0.プリント配付(今日も生徒たちが自分たちで配付) 1.授業の目標 「単元のテーマ」と「今…
今日は、文化センター・アリランがゲストに早尾貴紀さんを迎えて開催したトークイベント「アリラン・ブックトークVol.20『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち――〈民族浄化〉の原因はどこにあるのか』(「映像でみるパレスチナと朝鮮~反植民地主義アクション」共催)に、オンラインで参加させてもらいました。 私が本イベントを知ったきっかけは、たしか文化センター・アリランのメルマガだったと思う。早尾さんの著作は読めていないものの、お名前は知っていたこと。また、日本でのパレスチナやイスラエルをめぐる報道やあれこれについて、「日本の外交政策や植民地主義にも触れるべきではないか?」と個人的に思っていた…
20世紀前半で帝国主義は終わった──多くの人がそう信じてきた。2度の世界大戦と膨大な犠牲の末、国際社会は「力による支配」から距離を置き、戦後の国際秩序を築いた。国連憲章は、武力による領土拡張を明確に禁止し、紛争は外交や国際法で解決するという理念が共有された。冷戦期には米ソの代理戦争こそあったが、「公然たる領土併合」は例外的なものとなり、多くの国が帝国主義を歴史の彼方に追いやったかのように見えた。 しかし現実は、その“終わったはずの帝国主義”が21世紀の今も息を吹き返している。中国は南シナ海で人工島を造成して軍事拠点化し、台湾への軍事的圧力を強め、インドとの国境地帯で衝突を繰り返す。これらは単発…
新たな戦前だ!! 参政党の神谷は戦前の治安維持法を賛美する発言をした。侵略戦争を準備するものだ! 参政党の神谷は、戦前の治安維持法について叫んだ。 「悪法、悪法だっていうが、それは共産主義者にとって悪法でしょうね。共産主義を取り締まるものですから」と(7月12日。——「しんぶん赤旗電子版」7月13日より)。 治安維持法は、1925年に、当時の天皇制軍国主義勢力が、中国への侵略戦争を遂行するために、戦争に反対する者を根絶する法律として制定したものである。その後、天皇制国家は、侵略戦争を拡大し激化させるのにあわせて、弾圧条項を次々の強化していった。 天皇制国家権力は、侵略戦争に反対し・天皇制という…