はじめに|繁忙期ほど「慣れ」と「省略」が牙を剥く 労働新聞社の記事の中で、あまりにも重い一件がピックアップされていました。 和歌山・御坊労働基準監督署が、フォークリフト作業中の致命的労災に関連し、事業者と工場長を書類送検した事案です。 年末年始。 物流・製造・リサイクル現場では「量」と「スピード」が最優先されがちです。 しかし、この事故ははっきりと示しています。 繁忙期こそ、事故は起きる。しかも、最も基本的なルールが破られた場所で。 事故の概要|守られなかった「当たり前」 事故が起きたのは夏、非鉄金属スクラップを扱う工場。 フォークリフトで持ち上げていた銅線:約2,490kg 運転者はフォーク…